B面でドラムソロが何分も続く曲があって
よほど隠れドラム名手Mac Pooleをフィーチャリングしたかったのか
それとも2ndで終わりだから作曲もせず投げやりになってるのか謎だ
A面にもギター・インプロ(一人ツインギター状態)だけが延々と続いている曲もあるし
Warhorse – Red sea(’72 Vertigo 写真は初回UK盤と’90年のRepertoire再発盤)
ただし
Mac Pooleのドラムはまるでレゲエのように硬質なチューニングで
繰り出されるリズムも変幻自在でドラムソロなのに全く飽きが来ず
むしろ引き寄せられ感心する事しきり
古のハードロックやプログレのドラマーはバディー・リッチをフェバリットに上げていたりして
ジャズ寄りのプレイをする人が多く
例えばサバスのビル・ワードなんかのソロもバンドの音楽性からは信じられない程ジャズ畑
コージー・パウエルはあんなにハード・ヒッターなのにスティックの握りはレギュラー・グリップだ
この時期Deep Purpleは”Machine Headを”リリーッスして新時代のハードロックを切り開いていたが
Warhorseはハードはロックでわあるもののメロディーやアレンジのどこかに
ヒッピーっぽい甘いフラワー・ムーブメントの名残を感じさせ潮流から脱落(落馬)してしまった印象がある
※ジャケの船の舳先の顔彫刻は”In Rock”の影響を感じさせるが?
だがそれがイイっ