EL&P関連アーチストのコーナー

プログレッシヴロックはパンクロック

パフパフ

え?

ナベサダ→ジャックス→ストロベリー・パス→ry→サディスティック・ミカ・バンド等々って

異次元の人事異動をするつのだ☆ひろってEL&Pにもいたの?

なワケねぇだろうがよ

『タルカス』のパクr・・・じゃなくてパロディー?の『オケカス』を演ってるという・・・

 

.   Flied Egg- Dr. Siegel’s Fried Egg Shooting Machine(’72 Vertigo / Universal 1st)

 

絵は景山民夫

※画像は’01年のユニヴァーサルからの再発

 

本家の樽カスはA面全部を使った20分以上の組曲だけど桶カスの方はB-3の1曲のみなので

冒頭の導入部分”Eruption”を小生のように聴き込んでいないド素人には全く同じじゃんと思えるレベルで

かなりそっくりになぞっています

(いや 作曲はS.Narumoだけど出だしのノイズからしてそっくりそのままま同じ曲だろこれ)

これがホントの・・・えっぐー なんつて〜〜〜

本家樽カスの方は途中(Stones Of Years)から唄が入りまるでクリムゾンのエピタフ風に変わって行くんだが

やはりEL&Pはクラシカルで高尚なふいんきが強く例のカール・パーマーの非黒人的なリズム感が支配するのに対し

桶カスはつのだの日本人離れしたぶっといグルーヴのドラムがリードするジャズっぽいインタープレイに突入

成毛茂のめくるめく飛びます飛びますムーグの応酬がガンガンとぶっ込まれ

押せ押せハードで盛り上がる中急に終わってしまうのが両者の違い

我思うに

フライド・エッグの演奏は高度でむしろEL&Pよりロックしてんじゃねみたいな躍動感があるが

比べて聴くと各パートのリズムの粒が微妙にズレていて理想の高さや修練の次元やジャンルが違うんだなと思わせる

ただし

Aラスの”Plastic Fantasy”の前半はまるでクリムゾンのエピタフ風なので

実はあまりにあれなんで二つに分けたんじゃねとも考えられたりして

(あくまで個人的見解です)

 

このアルバムはつい2〜3年前までお城の王子様についての童謡を歌っていたような

日本のロック(GS)とは思えないような世界クオリティの演奏レベルや作曲能力が披露されており

ぶっちゃけオーパーツ的にずば抜けているレコなんだが

成毛の「オレ達でも本場UKにひけをとらないニュー・ロックが出来る事を証明してやろうぜ」みたいな気負いと

それに交差するようなある種英国の教祖達への信仰心から「所詮俺ら後発のジャップっすスンマセン」

みたいな自虐感が複雑に(コンプレックス)絡み合って

(あくまで個人的推測です)

ネタバレ上等パロディーの集合体となっている

なので

だいたい半分は正直ユーライア・ヒープ・・・のワナビー曲

B-1の曲名では”15 Seconds Of Schizophrenic Sabbath”と云う事でキング・クリムゾンと

ヴァーティゴ・レコーヅの主ブラック・サバスへのリスペクトを表明

あと

A-1″ Dr. Siegel’s Fried Egg Shooting Machine”はホークウインドの”Silver Machine”が元ネタだろ

なんて思うのって・・・ワタシだけ〜〜〜?

(お前だけだよ)

んで

つのだのヴォーカル曲で歌謡ソフロ路線に成り現実に引き戻されてほっこり

後のスーパーギタリスト高中正義をベースに起用ってのも贅沢でレベチ

 

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