ポリスを『イリーガル』から大手A&Mに売っ払う事に成功し
それと同時にイリーガルの兄弟レーベル『デプトフォード・ファン・シティー』で
オルタナティヴTVのレーベルメイトだった前述スクイーズ(アメリカ名はU.K.Squeeze)も同時に契約に至った
. No Wave – A&M Records New Wave Bands Compi(’78 A&M 半透明水柄盤)
NW時代の到来をいち早く嗅ぎつけながらもセックス・ピストルズとの契約に下手こいたA&Mだが
カーペンターズに代表されるようなレーベル内の保守・良心的な大口契約アーチストからの
パンクロックへの嫌悪・反発が契約反故になった大きな要因の一つだった
なので?
A&Mのパンク・NW戦略/キャンペーンには結構斬新な切り口が見られるものの
(多分多分にスティッフのマーケティングの影響を受けていると思われ)
アティチュードが反社会的だったり音楽的に急進的だったり雑なアーチストはあまり見当たらない
そんな中!
⚫︎何故モノホンの古参パンクのザ・ストラングラーズが入ってんのは何でなんだぜって感じだが•••
よくわからんがヨーロッパでのリリーッスはUnited ArtistsでアメリカのみA&Mからの模様(調査中)
⚫︎ディッキーズのみアメリカのパンク・バンド
⚫︎クラーク・ケントはスチュアート・コープランドのソロ・プロジェクト(後述)
⚫︎ザ・シークレットは昔からレコが落ちてるのを殆ど見る事が無いレア・バンドだけれど
ザ・フライズから毒を抜いたような極上パワーポッパーで何故売れなかったのかわからないレベルの超激傑作盤だ
(あくまで個人的評価です)
何故かメイデンのデイヴ・マーレーもシークレットで弾いて?いたりするんだよな
所属プロダクションはパブ傾向の強いオーヴァルだ
秘密メンバーの謎の黄金怪人シュリンクもA&M/Ovalからソロ・デビューしているが
見かけほどヤバイ音楽性ではないのが痛い
⚫︎ジョー・ジャクソンはパンク/NWに括られてデビューしたが
その音楽性はポリス同様にアカデミックで知的かつ多彩
A&Mの創設者の一人は勿論”A”の人ハーブ・アルパートでいかにもパンクと合わなさそうな人だが
代表曲はオレの中では勿論”Red Hot”でR
(決してビター・スウィート・サンバなどでわ無いキリッ)