未来のミュート・レコーズの発起人であるダニエル・ミラーが活動初期に相方に選んで
“Live At West Runton Pavilion, 6-3-79″を共にリリーッスしたのがロバート・レンタルだが
彼は非常に寡作で果たしてダニエルと組むほどのポテンシャルがあったのかどうかさえわからないが
このレコは当時のパンク・シーンあるいはパンクから脱却を謀る人々に衝撃を与えた1枚なのであった
. Thomas Leer & Robert Rental – The Bridge(’79 Industrial 画像はオリジ盤)
て
また誰かと一緒に演ってるのね
そのトーマス・リアもなかなかの寡作で
小生この人らの新作を待っている間に興味を失ってしまったワケだが•••
スロッビン・グリッスルが設立したインダストリアル・レコーヅのIR0007という番号から重大さがわかろうもん?
A面は唄モノの初期原始反復ビートなテクノでギターも入ったりする一種凶暴さもあるヤツ
例えばA-1なぞは明らかにThe Normalの影響下にあると思われる
B面が当時のイーノみたいなシンセ・アンビエント・ノイズ・アヴァンギャルドで
4曲収録されているがずっと繋がってて展開もさほど変わらず1曲みたいな感じだ
ロバート・レンタルはチェリー・レッド・レコーヅが発足初期に組んだコンピ
“Business Unusual(’78)”に『A.C.C.』という
気だるい反復ビートのクラウト・ロック風でプログレッシヴな1曲がブッ込まれているが
これはまだ哀愁ギターがメインでかろうじてロックの体裁を保っており
彼がその領域を踏み越えてここに至ったルーツが垣間見れるむっちゃ惹かれる曲
そのコンピは粗暴なパンクと初期のポスト・パンク/ノイズが同居した
まさに『プログレッシヴロックはパンクロック』を体現する」かのような非常に重要な盤なので
この”glastonbury fayre”コンピ解体白書が終わったらそっちをやろうと考えている
(てかお前最近glastonbury fayre全然関係ないじゃんグヌヌヌ)