カンタベリー系に戻してやっと本題に入って来たZヒャホホ〜イ
•••と思いきやよく見たらこの盤何故かもう二年前に貼ってましたわ
という台本崩しが発生して困っているのですが•••
何でこうなってんやロカ?
なので
とにかく飛ばして行こう
. Quiet Sun – Mainstream(’75 Island / Poiydor 1枚だけ 日本盤は’78年発売)
クワイエット・サンに関してはフィル・マンザネラのソロで触れたが
フィルが’70年代初頭に活動していながらスタジオ録音を残す事なしに
ロキシーへの加入窓でそのまま放置されてしまったグループのメンバー達を
ファースト・ソロの『ダイアモンド・ヘッド』録音時に再び呼び寄せ
当時の曲をソロ制作との昼夜テレコ体制でほぼほぼライヴ状態で新たに短時間で録音されたのがこの盤
夜にセッションしたのに昼間んざねら•••なんつてー
なので
クワイエット・サンのメンバーはダイアモンド・ヘッドのセッションにも顔を出しているし
いつものようにこっちの方にもイーノがシンセ&効果音担当として
加わえってさん←しているのだった
音楽性は前述エッグ辺りに近いヘヴィー・メタリックに歪んだ音像のジャズロックがメイン
繊細かつ粗暴で冷たい肌ざわりを持ちつつも各パートの応酬は熱くバチバチ
そんなアヴァンギャルドで緊張感のあるアンサンブルの中に
イーノが混ぜ込むノイズと絶妙に絡み合い堪らない
今聴いても時代の流れに埋没せずに決してカビ臭くならない新鮮さを保ち続けている野田
むぅ士郎
カンタベリー系とはいいながらキング・クリムゾンやジェントル・ジャイアント等に近いかな
ただ
これはどこにも触れられていない俺たち(一人です)だけの感想だが
クワイエット・サンてプログレッシヴ・ロックとしては最上級だが
純ジャズ/クロスオーヴァー耳の人的に捉えるとC級以下のゴミ盤なのではないだろうか
というのもジャズの基本事項=スィング感や心地良いグルーヴなぞが皆無
リズムの刻みやヴォーカルが稚拙に感じる程辿々しく
全くノレない頭でっかちのヘッドミュージック
黒人音楽の様式トーン&マナーを借りながらも実は同時に黒人メソッドに抗っているという•••
要は所謂バックビート糞食らえみたいな
だがそれがイイ!
×「スィングしなけりゃ意味ないね」ではなく
⚪︎「スィングしないからゃ意味あるね」だと
これは決してバンドが下手っぴというわけではなく
特にドラムスのチャールズ・ヘイワードのその後の活動を観るに
意識的にそれまでのブルーズ至上主義的な体制的ロック価値観を崩壊させようと
あえて目論んだ試みだったと判ろうもん
(続く)