1枚飛ばして

プログレッシヴロックはパンクロック

と言うのも

’79年の3枚目『Frenzy』は当時レコ屋を巡って探しても見つからず

大変新作を期待していたバンドだけにもう解散でもしてしまったかと残念に思っていたんだが•••

(実際リアルタイムでは豪/NZでしか発売されていないので今でも滅多に落ちてない)

 

.       Split Enz – True Colours(’80 A&M / Mushroom)

 

これわ酷い!

(またそれかよ)

いや

このアルバムがきっかけで落ち込んでいた人気が一気に上昇してメジャーバンドになったワケだが

音楽性はニューロマ以降の純NW/エレポップに変化

そうだなオインゴ・ボインゴとかXTCを解りやすくした感じに急速に庶民化とかナンナンダヨー

こんなん俺たちの(一人です)スプエンじゃねぇー

よく聴くと昔の歪んだプログレ性はところどころに残存してはいるんだが

むしろそんな尻尾わ今となっては邪魔でしかないレベルでアップデート

奇抜杉たファッションも急に垢抜けて杉てアーチストどころか普通の社会人になってるし

なんでみんなこうなっちまうんだー

恐ろしげなお化粧を落とせばみんな普通にイケメンじゃナイッスかい

これはあれだな

死にかけたイエスがバグルスを抱き込んでから起死回生のイメチェンに大成功したのを

プログ業界全体が成功体験モデル化してしまった(悪しき)結果だな

でもお前ら

一枚のヴィニィルにあれ程微に入り細に入り凝りまくってアレンジしまくったり

鎬を削って超絶テクや変拍子の嵐に磨きをかけて

片面通しでたった一曲みたいなマニアック世界を人生賭けて構築してきたってのに

それが何でドラム四つ打ちの三分間のシンセポップディスコに堕ちてしまっちまうのかと

変拍子ならぬ これがホントの•••拍子抜け なんつて〜〜

(売れたからです)

などと酷い事を書いたけど

いかにもA&M系のパワーポップとしてはかなり優秀なレコなのかな

でもこれ以降のスプエンとはオール・スルー・ザ・ナイトだキリッ

これがホントの•••スプリッでエンド(おしまい) なんつて〜〜

 

そんな中!

この盤で最もプログレスされているのは•••

盤面の世界初のレーザー・エッチング加工(米国直輸入限定盤)と言えよう

★ジャケに各種色違いがあるが限定レーザー・エッチング加工との相関性は不明てか多分無関係

光の関係でレーベルが白く写っているが本当は黒い

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