ライヴのための臨時バンドかと思ったら•••

プログレッシヴロックはパンクロック

バンド化してスタジオ・アルバムが出ていたー

 

.        Phil Manzanera / 801 – Listen Now(’77 Polydor)

 

メンバーは『801 Live』の時のミュージシャンを基本に新たに

フィル・マンザネラ自身も彼らのレコーディングに参加したトコロの10ccから分列したゴドレイ&クレームや

1stアルバムのプロデュースをしたニュージーランドの新人スプリット・エンヅのテイム・フィンや

どこからか現れた謎のサイモン・エインリーをヴォーカル/コーラスに据えた

また

この辺のレコのどこでもよく見かけるデイヴ・マタックスをサイモン・フィリップスに加えドラムスに迎える等して

ビル・マコーミックとロキシー組を基本に緩いセッション的なグループとして制作された

なので?

日本盤の帯タイトルには801の名さえ見当たらないのいう事態に

 

駄菓子菓子

プログレとしては特にプログレッシヴでもないし

NW程新しくもなく中途半端にポップでフュージョンだったりするし

トレンドを見つつ皆んなの意見を聴きましたみたいな音楽性は全然面白くなく

今回結構聴き込んだが正直全く印象に残らないのだった

前述Godley & Cremeは小生のフェヴァリットなグループで

一見ユーモラスな中にも実は攻撃的とも言える冷たい前衛さを学究的に追求しているんだが

割とそのユニークなテイストが曲に反映されておりながらもなんだかなぁと言った凡庸さ

珍しくブライアン・イーノの影響も薄いのよね

評価に困る盤だが•••それがフィル・マンザネラというアーチストなのだ

タイトルとURLをコピーしました