そんな

プログレッシヴロックはパンクロック

タフ・ダーツだが・・・

 

.         Tuff Darts! – Tuff Darts!(’78 Sire 1枚ポッキリ)

 

音楽性がロバート・ゴードンが本来やりたかったモノとかなり違うので

何の録音も残さず1stアルバムのリリーッス前に脱退したと思い込んでいたんだが

ロバートがわざわざ当時のメンバーを呼んで”All For the Love Of Rock n’ Roll”等を

再録音したりしているって事で新たな気持ちで聴き直してみると

「これロバートが唄ったらロカビリーっぽくなるんじゃね」みたいな曲も案外多く

あらららナンナンダヨとなってしまったのだった

 

当時アメリカン・パンクってPunkと言うには田舎臭く古臭くどうもイマイチ野暮ったく

正直遅れている感じがあったし特にレコード会社のプッシュも弱くて

タフダーツもそんな地味バンドの一つに終わった印象があったんだが

今聴くと最高にパワーポップしててむっちゃカッチョEじゃナイッスか!

(なんだおまえ)

※The Knack以前のPower Popという概念や音は現在のそれを指すモノとかなり違っていた

難を云えばやっぱヴォーカルが弱いのかな

 

駄菓子菓子

よく調べたらタフ・ダーツには凄いパンク魂が注入されているメンバーがいて驚いた!

Kelvin Blacklockがロンドンパンクの源流こと元ロンドンSSに加わっていたとか

ラット・スキャビースがザ・ダムド解散後に組んでたザ・ホワイト・キャッツに居たとか

ガセ情報レベルでロンパンど真ん中の人が何でNYで演ってたのか非常に謎なんだが

ななんと’78年に前述ミッジ・ユーロのプロデュースでEMIから出した7″が

BCRタイプの甘々お子様グリッターとかもうワケがわかんないよ

 

そんな中!

件の”All For The Love Of Rock & Roll”でクリス・スペディングと共演した

Jeff Salenは元スパークスじゃナイッスか!

そう!

またもやクリス・スペディングはグラムと組む法則発動!

YES!

点と点が繋がって目が点になった〜〜〜(のかな?)

 

ところで

タフダーツのメンバーJohn Morelliはタフ・ダーツ解散後に

かつてシンディ・ローパーが在籍していたブルー・エンジェルに移行したという事なので

DiscogsでBlue Angelのジャンルが何になってるのかを観てみると・・・

『US American retro-rockabilly band,』とかなってるじゃないですか

正直ブルー・エンジェルなんて柳の下のブロンディだろと聴かずにナメてたんで

シンディがブレイクした時にやたらレコ屋に落ちてたのにスルーしていたんだが

押っ取り刀でつべで聴いてみるに・・・たいしてロカビリーしてなかったですわ

強いて云えばタフ・ダーツがロカビリーっぽいてレベルでロカってる感じかな

 

.       Tuff Darts – Who’s been sleeipng here / Rats(’78 Sire UK盤)

 

パンクロックはシングル盤だ!(21回目)

ただし両面ともアルバムと同内容なので(ry

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