その後ロバート・ゴードンはライヴ盤を量産しているワケだが
このブログはアナログ限定なんでCD盤については知らん
. Robert Gordon – Live At Lone Star (’89 New Rose)
ギターがクリス・スペディングに戻ったNYでのライヴ
録音レベルが低くて各楽器の音量バランスが悪くボソボソとこぢんまりして聴こえるが
大音量で鳴らすとばちくそナイスなライヴ
クリスのギターはやっぱ通常のロカの奏法をあえて逸脱しておりNWでアヴァンギャルド
そこにスコティ・ムーア的な伝統様式美が基調だったり適度に混ざったりするので
ロバートの歌唱がタイムマシンもやいな超激正統派だkrにワケが解らなくなるよ
要は演奏し限ってはフェイク・ロカビリーといいますか
解りやすくジャズで例えるとラウンジリザーズ(アート・リンゼイ)みたいな感じか
(解りにくいです)
. Robert Gordon – Greetings From New York City (’91 New Rose)
New Rose Recordsって結構ブートすれすれの音源が多いのか
全く情報が記載さtrていないレコがしょっちゅうあるんだがこれもそんなパティーンの盤で
Greetings From NYCって割にはスウェーデンとか色んなトコロの
録音年も別々の非公式録音を集めているというし
最後の2曲とジャケ写は件の映画”Loveless”のサントラ(スタジオ録音)から持ってきている
なので全部がクリス・スペディングの演奏ではないと云うのだが・・・
何故かこっちの方がミキシングのバランスに一体感があり良くまとまって聴こえるし
ロバートの喉の調子は最高で勿論むっちゃ巧いし
クリスのギターも滑らかに元気良く走っている
元々フリージャズ畑から出てきたクリスが
決まり切ったロカのルーティンワークを実験的に破壊し
狭苦しいジャンルなぞ存在しない域に踏み込むエクスペリメンタルな瞬間が聴ける
ザ・ロカッツも演っていたマーヴィン・ゲイの”One More Heartache”を
ここでもカヴァーしているのが興味深い事しきり
<結論>
ロック歌手で最も歌唱力があるのはロバート・ゴードン