それらの

プログレッシヴロックはパンクロック

ジョン・ケイル人脈関連の集大成とも云える盤が・・・

これだーーー!

 

.          david Kubinec – Some Things Never Change(’78 A&M)

 

プロデュースと鍵盤がジョン・ケイル

ギターがクリス・スペディングとななんとオリー・ハルソールの二本体制

オリーと云えば件のジョン・ケイル妻NTR事件で因縁の仲であるトコロのケヴィン・エアーズと

中後期にかけて長らく相棒関係となった天才ジャズロック・ギタリスト(後述)でしょ

元ブルー他パブ遠縁系のドラムス氏ティム・ドナルドは

ジョン・ケイルがアイランド時代にクリスと作った2枚の盤で叩いてた人

そしてベースは前述レインボー/ディオのジミー・ベイン

人脈使い回しが凄いテレホンショッキング状態すなぁ

おまけに

リアルバグパイプ奏者まで動員と後年ポスト・パンク時代になってスキッヅ→ビッグ・カントリーで明かになった

ぶっちゃけUKロック=バグパイプ民謡でRという真実を隠そうともしない所業・・・

 

そんな中!

音楽性はと云うと

デヴィッド・ボウイが絡んだ時のおセンチでかったるいモット・ザ・フープルに

マーク・ボランのヒルビリ・ブギィがちょっと掠めた感じと

グラムヲタなら無条件で掴んで走り出すヤツなので

案外ジミー・ベインのもっさり重いベースラインがベストフィット

ただし

クリスもオリーもそんなに個性が光るようなプレイをしていないのよね

「ここは確実に○○○っしょ」みたいなのソロもあんまし無しで

むっちゃ遊べるような企画と思われるのに

所謂お仕事感覚で流したのかなぁ

(あくまで個人的想像です)

 

ところで

肝心のデヴィッド・キュービネックて・・・誰?みたいな

この人

ほぼほぼ無名なのにこんなけの面子を集めたノーヒットワンダーとしてオレの中で有名なんだが

ソロは’74年作と併せて2枚(多分)

元々は結構微妙な人材の宝庫である『The World Of Oz(’69 Deram 1枚こっきり)』のヴォーカルで

録音には参加していないながら?パトリック・モラーツのメインホースに在籍していた時期もあると思われる

ちょっとボブ・ゲルドフ似のこみ上げしゃくり上げ唱法がイイカンジに怒りや魂の叫びを訴求してくるので

パンク時代に生き残れなかったのが残念でもあり

実は隠れて唄ってる盤があるのでは?とも思わせる次第

 

 

☆コンピュータが8割方逝っているので(新機購入ちう)この先この研究論文が継続的に上げられるかどうか不明

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