マジなブリティッシュ・ジャズ・ミューシシャンとのセッションワークが主だが
このボブ・ダウンズもフリージャズや民族音楽にまで触手を伸ばす新進気鋭実験精神溢れるウッドウインダー
. Bob Downes Open Music – Electric City(’70 Vertigo / Philips 画像は日本盤)
ボブ・ダウンズは同年に前述エッグの1stに参加しているが
オープン・ミュージックというグループ名義ではあるものの実質ソロ一作目と思われ
総勢16名?のビッグバンドながらオレ達のクリス・スペディングは中心的な存在でIN!
同じくギターにロック・ワークショップ→ショパンのレイ・ラッセルも共演
フリューゲルホーンにイアン・カー他
ヴォーカルはボブ自身
なので
どっちのギターかは不明だが(レイ・ラッセルはよく知らんので)ギターは最初っから最後まで無双状態
まさにオープン・ミュージックと云うバンド名自体のごとく音楽/ジャンルの殻を開いてぶっ壊す意味もあり
(あくまで個人的見解です)
通常考えられるジャズの枠を飛び超えて
ヘヴィーロックやファンクにイミフなフリーなミュージック・コンクレートと
思いつくまま縦横無尽に攻めまくり
ぶっちゃけ当時のナウな感性で若さ爆発って感じかな
そうそう
大半のメンバーがジャズ畑なんでロック名盤の類には載りにくいとは思うけど
むっちゃ充実したロック寄りの内容で昔から壁レコな傑作ではある
・・・んだけど
ジャケの感じでもわかるように?サイケでゴーゴーガールやフーテンなふいんきが漂う通俗的なノリもあり
前衛ジャズ特有の小難しい取っ付きにくさが全く無いのよね
ま
割と保守的なビッグ・バンド(ラテン)なんかも混ぜ込んでるのも壺ではあるが
よって
アシッド・ジャズの時代に別の価値が与えられ再発掘された可能性もあるのでR
(しらんけど)