ブラム・チャイコフスキーの3rdにして

プログレッシヴロックはパンクロック

最終作

あれほどの良作をリリーッスしていたパワーポップの仕掛け人なのにななんと・・・

いきなり最終回とわナンナンダヨ~

その後の目立った活動と云えば近年になってサクソンに関わっているくらいだ(Discogs調べ)

 

,       Bram Tchaikovsky – Funland(’81 Arista)

 

ところで

昨日の記事の訂正だけど

日本盤のライナー(大貫)によればUS盤の仕様が他と変えられたのは

当時ソヴィエトのアフガン侵攻勃発と重なったからという事だ

そういやそうだったですわ

てかそれに乗っかっちゃいなよと言いたい感じですが

また

レーベルがレーダーからアリスタに変わったのもアメリカに拠点を移した事によるらしい

確かにかなりアメリカンレイディオ受けしそうな緩めで角が取れたサウンド造りになっているが

このパワーレベルを落としたプロダクションは彼の魅力を削いでいるとしか言い様がない

もうブラム自身のパワーが落ちていたと云えるのかも知れないし

(第一次)パワーポップの時代が終焉したからなのかもだけど

ジャケ絵もそうだけど妙に陰気で覇気が無いと言いま唱歌

要ははじけでなーいみたいな印象なのよね

プロデュースは1st同様のザ・モータースのニック・ガーヴェイなんだけどね

※ただしPower Popは何度も復活する

 

俺達ロカヲタ的には

8-5『Miracle Cure』でまだエレキベースが許された時代の

ネオロカに挑戦している事に注目

(ストレイ・キャッツの1stも同じ’81年)

ロシア系・・・もっと言えば”The Russians Are Coming”の作者として

『ロック・テラピー(’80)』のコリン・ウィンスキーや

アメリカン・パトロールのジェリー・シコルスキー等に対抗したのだろうか?

(初期USネオロカ陣にはロシア移民系が多い)

は?

チャイコフスキーは本名のピーター・ブラムマンからの〜シャレでブラームスにかけた偽名だろうが??

お前何いっちゃってんの???

すいませんすいません

・・・

 

兎に角

アメリカに憧れたパブロッカーが本来栄転であるはずのアメリカ進出によって

失速→挫折→コケたのは皮肉だが・・・さもありなんとも思われるのでR

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