姫〜る電化トラッド物の最高峰にして
フェアポート勢全面バックアップ・・・てか英トラッド界オールスターズの・・・
. Shirley Collins And The Albion Country Band – No Roses(’71 Pegasus/Anyilles)
神格盤扱いされているみたいなんで(フォーク)ロックだと思って聴くとあまりに民謡でずっこけるレコ
馬車が走る音とか入ってるし(お察し)
ジャケに表記されているミュージシャンがぜいいんThe Albion Country Bandのメンバーというワケではないようだが(Discogs調べ)
エレキギターはだいたいリチャード・トンプソン
ベースはシャーリーの夫でバンドのリーダーのアシュレー・ハッチングス(ジャケ裏面写真)
トラッドはこういうもんだと云われるかもしれんがベース/ドラムのリズム隊がイモ杉て笑える
こんなんで踊れるかーい(The Albion Dance Bandでもある)
ま
これで踊るのがトラッドなんだろうけど
じゃあ
シャーリーおばさんのヴォーカルもどこか音程不安定で声量も弱く素人臭くてこれでイイのかよと思えるレベル
(オレ殺されるかな)
いや
たとえモダ〜ン民謡でも一国の伝統文化を継承するならば
例えば金沢明子とか天童よしみみたいな高度な人間楽器と化して
問答無用の無形文化財レベルで唄ってくれないと困ろうもん
お前は目の前のロウソクを揺らさずに謡えるのか?!
のど自慢大会で常時優勝かっさらえんのか?!
だがそれがイイ!
これを聴き込んでからビッグ・カントリーやスキッヅなんか(バグパイパー・ロック)を聴くと・・・
確実に俺達の世界観が変わるっ
(のかな?)
兎に角
何故かプログレを構成するサブジャンルとして語られる事も多いトラッドだが
実はこの辺に『プログレッシヴロックはパンクロック』なヤツラが潜んでいるので
回り道しながら掘って行きたい
え?
天童よしみは民謡歌手じゃないだって??
細けぇ事はいーんだよ