オープニング・アクトを務めたジョン・イーリー・バンドは
その後のロンドン・コーリング・ツアーの際にもUKに呼ばれ再びサポート
その時の?ライヴ音源が・・・
. The Joe Ely Band – Live Shots(’80 MCA/Southcoast 7″ep付き仕様)
今聴くと
果たしてこれでクラッシュ・ファンのパンカー達を納得させられたのかどうか不安になる程
およそパンクとはかけ離れた大人しくオーソドックスで伝統的なカントリー・ロッキンに感じるが
当時のC&W界は恐ろしく保守的でこういったネオ・ロカビリー的要素のあるロックした演奏は非常に型破りであり
しかも
そこにアコーディオン奏者を含んだマニアックでディープな南部音楽を保っている事は
ジョー・ストラマーの音楽的指向と共鳴するものだったし
また
NWの水面下で拡大しつつあったポストパンク以降の乗るしかないビッグウェーヴとなった
=ワールド(エスノ)・ミュージック・ブームとも呼応するものだったのだ
内袋ではパブ・ロックの聖地の一つHope & Anchorでザ・クラッシュのメンバーと共演した
想ひ出のフォトグラフの何枚かを見る事が出来るが
録音クレジットにはThe Clash名前は無いし音的にも録音時には参加してはいないだろう
そのかわり・・・
何故か俺達のミッキー・ギャラガーのクレジットがあるので全然おkだ
(契約上の問題か)
ま
The Joe Ely Bandには鍵盤は居ないんでな
んで
スペシャル・ゲストの姫〜るヴォーカルにはななんと!
可憐な正統カントリー娘。にしてニューウェイヴ・クイーンであるトコロの・・・
カーレン・カーターがIN!
そう!
彼女は当時ニック・ロウとケコーンし奥さんとして渡英→本場米国音楽の伝来を担った所謂遣英使の一人
YES!
パール・ハーバー/クリッシー・ハインド/ウェイン(ジェィン)・カウンティと並ぶ・・・
四大NW遣英女使の一人なのだーーーっ?
(Wayne Countyについては調査ちう)
画像の7″4曲入りEPは単体としても別売されたテキサスでのライヴ音源だが
この盤はボーナスとして付録されていた特別ラッキー仕様