帯に『第2弾!!』と書いてあるけど

プログレッシヴロックはパンクロック

ホントはヘヴィー・ロードの第三弾

要はそれ程スカンジナビアのメタルは情報の無いマイナーだったのだ

なのでリアルタイムではスカンジナビア以外では日本でしか発売されていなかった

今世紀になって再発が増えたのはやはりヴァイキング・メタルの元祖として注目されたからだろう

 

.      Heavy Load – Stronger Than Evil(’83 Thunderload/Nexus)

 

3rdにして現役ラスト作(今年復活)

なのでポール・グレイは加入してもレコーディングはしてないと思われ

だいたいオレ’86年のダムドの来日でPaul Grayが居るの見てるんだよな

時系列的にどうよ

ただ

このアルバムには丁度ソロ・ツアー中だったというフィル・ライノット(シン・リジー)が

飛び入り参加してB-2『Free』でベースをプレイ

そう思うと結構Thin Lizzy似のバンドに聞こえてくる不思議

Paulはパンクスの兄貴分的存在だった亡きPhil Lynottの遺志を汲んで(’85年没)

一時的に彼と友情を育んだ解散間近のバンドのベース・プレイヤーの座に着いた・・・

なワケないか

(あくまで個人的想像です)

 

<ミニミニメモ>

ちなみにFreeに『Heavy Load』って曲があるのはネタなんだろうか?

 

 

ジャケ同様にコミカルなまでに誇張された独特な勇壮感はキープされそれを伸ばしつつ

プロデューサーが上手くなってアンサンブルやヴォーカルは2ndに比べて格段にまとまってきているが

その反面

バタバタ&スカスカの田舎っぽさが落ち着いてしまってマニアックな面白さは減退してしまった

駄菓子菓子

愛すべきこれぞメタルの中のメタルというレコでもある

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