ChevyのヴォーカルMartin Cureがやってた伝説のバンドが
. Still Life – Same(’70 Vertigo 1枚ポッキリ 画像は’77年の日本盤再発)
シェヴィーではブルージーなポール・ロジャース・タイプの野太いR&Bを指向していたマーティンだが
スティル・ライフではそんな印象は薄くもっと線が細く繊細な面がより感じられる
ネットの口コミを見ると似たタイプとしてピーター・ハミルを持ち出されていたりするてか
バンド全体の音楽性がヴァンダーグラフ・ジェネレーターに例えられているようだが
小生的にはもっと野趣溢れる肉感的なオルガン・サイケからハード方向に移行するような
レア・バードやフィールヅ辺りにより近いんじゃまいかと思われ
このバンド
まだニューロック期が未だ掘り返されておらず資料も不十分だった30〜40年前は
ヴァーティゴ最大のレア・スタッフと云われるレベルのレコと云われ
日本盤の再発時でさえも何の情報も無く
メンバーさえも解らない超激オブスキュアなバンドだった野田
やっと今世紀になってからたまたまみたいな経緯で
元ドラマーからのタレコミがあった事でメンバーが判明したワケだが
ヴォーカルはその後に件のシェヴィーで活動してたワケだし
スティル・ライフの前身バンドのメンバーだってドイツでプログレ大看板のネクターをやってたし
(Still Lifeになるまでに何回もバンド名/メンバーを変更している)
ジャケはUK三大レコジャケデザイナーの一人キーフだし
だいたいヴァーティゴなんて人気のメジャー・レーベルなワケで
ホントにそんな事あるのかよみたいなウソみたいな話だが
日本盤再発時に英国ヴァーティゴにバイオを送ってくれるように問い合わせたトコロ
「ソンナバンドアッタッケ?(大意)」みたいな返答だったという
また
そんなドラマーのアラン・サヴェージはこれ前後の活動が不明な無名アーチストだけど
このアルバムでのジャズを基本にロックに発展させた
アタックの強い流麗でワイルドにドライヴするプレイはマジ(E)
むぅ士郎
こんなヤツらがゴロゴロいたのにもかかわらず存在さえ忘れられてたUK’70s恐ろしい
くわばらくわばら
そんな経緯で昔から5ケタ後半→6ケタに突入する領域(エリア)の希少盤なワケだが
何故かこのROCK COMPANY盤は普通の値段でその辺のレコ屋に落ちているのをハケーンして補完したのだったヒャホホーイ