ホワイト・ファンクと渡来人(遣英使)加えてパブロックからの〜→プログ歴史部・・・
そんな当ブログのみで語られている関係性を総括するような事柄
そして
この事はロックファンやソウルファン双方には殆どられていない非常にニッチな事実でR
(2回目 つべのコメでのみ確認出来る→Youtubeコメ欄最強)
※ちょっとゴチャゴチャした裏街道史で解りにくいかもしれない
. Stray Dog – While You’re Down There(’74 Manticore 2nd 日本盤)
ManticoreレコーヅはEmerson, Lake & Palmerが自身と新進気鋭のバンドを発掘紹介する為に設立されたレーベルで
件のストレイ・ドッグはELPのマネージャーがアメリカのライヴハウスでハケーンして契約に至った
主にテキサス人脈で構成されたブルーズ・ベースのハードロック・バンド
そんな経緯なので単純に米田舎の野放図なブルーズ・ロックというより
ちょいUK的な屈折を感じるプログレッシヴな展開があったりする通好みUKハードと捉えられている
実際ギタリストWG “Snuffy” Waldenは後期Freeに参加しているし
二代目ドラマーLes Sampsonは米国からUKにドサ廻りにやって来て
たまたまパブロック形成の契機を与えてしまった遣英使
エッグス・オーヴァー・イージーの中の人だ
そんな中!
このストレイ・ドッグの2ndを聴くとB-2に
Rufus Featuring Chaka Khanヲタなら聞き覚えのある曲・・・『Circles(’75)』が収録されているじゃナイッスか!!
同曲はR&Bシングル・チャートで1位に輝いた45s『Sweet Thing』のB面曲なので超激有名曲?
ただし
ストレイ・ドッグでは『Very Well』とタイトルが違っているので
両者をマニアックに実聴した者にしか気付かないのだった
(そんな人はあまりいない)
作者のギタリストTimmy Dulaineは実際はマルチ・プレーヤーでこの2ndでは大半を作曲している
かなり長文の個人史がWeb上にあるんだが
Stray Dogに関しては割とあっさりとした記述しかなく
オレ達が伝説の名バンドと思うよりも本人にとってはゴミみたいな歴史だったのかなーとの印象を受ける
なのでVery Well→Sweet Thingになってバカ売れした(ビルボード5位)大事件の経緯なども全く説明が無く
「当時のエンジニアがルーファスに曲を紹介してくれて〜」程度にしか触れられていないというナンナンダヨ~
だいたい
そのバイオではマンティコアに誘われて渡ったイギリスでの活動に関してはほぼほぼゼロ記述
解散後のハリウッドでの著名なロッカー達とのバンド活動や交友しか描かれていないというから謎が深まる
ちなみに
WG Waldenも才能に恵まれ解散後に映画/TV界でエミー賞受賞とかえろえろと活躍
例えばチャカ・カーンのツアー・メンバーだったり
スティーヴィー・ワンダー『Songs In The Key Of Life』のレコーディングに参加したりも
言うまでもないがRufusはStevie Wonderが提供した『Tell Me Something Good』よって
始めてブレイクスルーを果たしたのだ
とにかく
点と点が繋がり線になって目が点になり杉てこまっちまったよ
“Very well”は奇妙なドラム・パターンを持ったジャンル不明のプログレッシヴな曲で
多様な方向性を持ったストレイ・ドッグとしてもかなり異端の曲だ
ルーファスは基本的にまんまデッド・コピーしていると言えま唱歌