これは面妖な・・・と思ったメル・コリンズのセッション参加盤が・・・
. Pezband – Laughing In The Dark(’78 Passport 2nd)
メル・コリンズのセッション・ワークって
やっぱプログ系だったりオールド・ウェイヴや大手ビッグネームが多くて
こういった新参ニューウェイヴは珍しかったのよね
そう!
ペズバンドは新進気鋭USパワーポップで一応パンク系
YES!
これぞこの章のテーマであるトコロの
『プログレッシヴロックはパンクロック』じゃナイッスか!
(なのかな?)
しかし
はてはて ペズバンドにホーンなんか入ってる曲なんかあったかな?と聴き直すと・・・
B-2のR&Bショー的な曲 “Lovesmith”にありましたありました
陽気なサックスのソロも演ってました!
しかし何でもこなすオサーンすなぁ
Pezbandはパワポ/パンク系と言っても歴史は古く’70年代初頭から始めた老舗・源流で
The WhoやThe Yardbirds的な’60年代の英国スタイルのR&Rをリスペクトして’70年代まで貫いていたバンドなので
当時のパンク耳的にはどうにも中途半端にマイルドでイマイチ古臭さい甘さもあり
これじゃないハズレ感があったけど
20/20 ザ・シューズ ドゥワイト・トウィリー フィル・セイモア オフ・ブロードウェイ
またはザ・ナーヴス→ブロンディetc…といった
’60sビートを’70s的にリヴァイヴァル解釈させた一連の先駆者達の流れの中の
原初的な音像の一つとして二巡三巡目のパワポ耳で俯瞰するに
絶対に外せないバンドと言え魔性
※パワポというジャンルの解釈は八巡くらいして元とは全く違う意味になっている(6回目)
このアルバムはイギリスはロンドンまで渡米してレコーディングされたと云う事で
やはり当時の燃え盛るロンドン・パンクからの刺激/洗礼を狙ったのですかね
ジャケもUKプログ/ハード請負人のヒプノシスが初めて手掛けたアメリカのバンドらしいです
正直プレイはメル・コリンズじゃなきゃあかんって感じでもないのですが
そんな経緯で彼が呼ばれたので唱歌
(あくまで個人的見解です)