ガーヴィッツ兄弟の道は・・・

プログレッシヴロックはパンクロック

ハードロックの道なりキリッ

ザ・ガンの後は件のマイク・ケリーをドラマーに加え知子のストップモーションする事無しに

 

.       Three Man Army – A Third Of A Lifetime(’71 Pegasusu/kama sutra)

 

弾丸の穴開きジャケの上にカット盤の穴も開けられてしまった

この人達

1stなのにタイトルが『3rd〜』とかそこからもうややこしいのよね

いつも同じようなヤツラが集結してんだから特にガンを終結させる必要も無かったんじゃまいか

なんて声が昔も今も聞こえたふぁず

だいたい三人しかいないトリオの中の二人が兄弟で定位置なんだから兄はからんや・・・

 

んで

このアルバムのリリーッス直後にアルバムに参加したバディ・マイルスとエイドリアンが急接近してバンド解散とか

バディ・マイルスとかジミヘンをつまらなくした元凶だってのにお前ナンナンダヨ~

マイク・ケリーなめんなや

と言いつつもマディの体重が乗りきった肉食的かつ滑らかなウマウマドラミングは魅力的で

その上ベース(A-5)やオルガン(B-4)までも担当可能まマルチっぷりを目の当たりにし

しかもしかもですよジミ神と組んだキャリアを慮ったんなら

その才能に幻惑されて誘拐状態になってしまうのも致し方無きにしも非ずと言え魔性か

とにかく

この界隈マジで覚えきれないレベルで常にドラマー探しのえらい旅になってるな

 

エイドリアンのギターはハードロックと言われて想像すると意外な程非常に滑らかで繊細かつジェントリー

バディのバディになったからといってもジミヘンのようなワイルドな爆発性やエクスペリメンタル性は薄く

むしろ後のマイケル・シェンカー→ランディ・ローズへと続く

所謂美旋律ハードの系譜の始祖と言っても華厳の滝では無いアガラ

その辺は

このアルバムやまたガンやベイカー・ガービッツ・アーミーにも収録されている

いきなりカラベリ魅惑のストリングスとかムード歌謡みたいになっちゃうバラードや

後にソフトAORにチェンジする経歴(人柄)とも無関係ではないであろう

GUNを握る手が三人なのに注目イイハナシダナー しかし四人目の間男よってその血の結束は間もなく瓦解されてしまうのだった・・・つづく

 

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