こんな序盤で

プログレッシヴロックはパンクロック

こんなプログレ・ハードの最終兵器をもう貼っちゃったら

台本のネタを最後までキープ出来んぜよバカジャネェノ~

 

.   T2 – It’ll All Work Out In Boomland(’70 Decca 画像は米Londonオリジ盤)

 

Please(高橋ジョージは参加してません 後にBulldog Bleedに改名)と

The Gunの間で互いのドラマーであるピーター・ダントンとルイス・ファレルが入れ替わり

その数ヶ月後にはまた元に戻った?とかよくわからん近親相姦穴兄弟的なバンドに

最終作にキース・クロスが加わったにっちもさっちもブルドッグを母体としたトリオがT2だ

(多分伝わってないだろう)

 

もう拙者なぞが今更語ることも無いカルト・プログ・ハードの頂点なんで・・・

飛ばして行こう!

 

すでにNWOBHMの先駆けとでも言えるような

ゴリゴリに粗く尖ったキースの変幻自在なギターが

いちいち引っ掛かる無駄に展開が複雑な曲を牽引し

おかずが喋りまくる手数多めドラムが絡みつき疾走させるー

かと思えば

突如幻想的なメロトロンが霧の彼方から響いてくる

内省的でフォーキー・バラードを狭見込んだりと・・・

一体全体あんな凡庸で売れんかな路線だったブルドッグ・ブリードから

何でこんなに突然変異してしまったのは何故なんだぜとばかりの

知性かつ暴力性を短期間で獲得しているのは謎だ

 

B面は『Morning』一曲のみだが

21分もの長丁場の組曲とも言えるような曲で

静から動/柔から硬へ→ドラム・ソロからフリー・ミュージック→

シンフォ・ロック等と当時考えられるあらゆるジャンルを様々挟み込んで

速さや表情を変幻自在にコントロールさせ次々と聴かせ方を変えてくる

これが最初から最後まで見事に緊張感を維持し

朝からお腹一杯になっちゃうという

まさにバンドの実力を見せつけるような曲だ

だって

T2になる前の名前はThe Morningだったんだもん

ドラマーのダントンが作曲&ヴォーカルというのも凄い才能

 

ついでにSatoriから’02年にリリーッスされたブート(下画像下)も補完しておいた

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