ヒートウェイヴのジャケはどれも

プログレッシヴロックはパンクロック

ある意味安易なロゴいじり物になっている事が多く

マーケティング的な不満のある国別にディフジャケが存在する

3rdは飛ばしてEpicに移籍しての4枚目は日本盤のみ気合いを入れての

スーパーリアリズム(当時全盛)イラストで決めた

 

.        Heatwave – Current(’82 Epic)

 

明らかに大瀧詠一の『A Long Vacation』のヒットからの→

永井博タッチ大ブームを受けてーの→

「ロスアンゼルスの空気感で行こう」と云うDの一言でケテーイてパティーンなので唱歌

(あくまで個人的妄想です)

そう

バンドはすでに拠点をUKからロスに移していたのでこれは間違ってはいない

またロッド・テンパートンは脱退していたもののこのアルバム(その他も)でも殆どの曲を作曲

関係は良好→多分ライヴやツアーが嫌いだったんだろうな

 

そんな日本の独自の感性での調理が加えられているこのアルバム

エロエロと当時のガラパゴスな洋楽マーケティング事情が垣間見られて面白い事しばし

例えば

勝手にA面を『ヒートウェイヴ・サイド』

B面を『クールウェイヴ・サイド』にしておられるが(帯参照)・・・

全く意味不明なのよね

ただ単にディレクターてかA&Rが存在誇示で自己満足したかっただけじゃねーの

帯見なきゃわかんねーし帯なんて買ったら即捨てる時代出し

だいたい

タイトルからして『オータム・ハイウェイ』に変えちゃってんだけど・・・

原題『Current』で何が悪いんじゃ〜

てか

『現在』そか『最新』のままの方がイマいバンドの意志が伝わるってのバカジャネェノ~

同様に曲のタイトルもチョコチョコとダセェ日本名に変えてあるんだけどこれはよくあったからEとして・・・

B-1の邦題『秋風のベルエア』がこの独自イラストジャケを用意した根拠や

タイトルの『オータム・ハイウェイ』とかけてるんだろうけど・・・

バカヤロォ!

そいつぁChevy Belairの絵じゃなくてDodge custom Royal ’56のテールフィンだぁ〜

だいたい裏ジャケはキャディラック(多分)だし

 

しかし

細けぇ事は置いといて

B-2のイントロって竹内まりやの『プラスティック・ラブ(’84)』となんとなくクリソツじゃねーの

あのさぁ 山下さんよぉ

(あくまで個人的見解です)

 

とにかく

この辺りのプログレッシヴ(進化系)なファンクが当時の日本の於いて

ポパイ派(ライナーより)シティーボーイの米西海岸への憧れとして日本独自に解釈され

乾いた空気感や温度感(テンパー故に)を象徴する音楽として国内で量産され消費されて行き

何故か近年見えない角度から逆輸入されしまってポカーンとなった事を考えると興味深い事だ

要は

ヒートウェイヴは元祖シティポップキリッ

わかった!?

(調査ちう)

え?

こんなイントロのリフってよくあるじゃんだって??

そうですかそうですね

 

 

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