ただし

プログレッシヴロックはパンクロック

そんなうだつの上がらないビザンチュームとて

この日本でだけはメジャー化する素地はあったはず

何故ならば・・・ギターのミック・バラカンがピーター・バラカンの弟だし

ただしそんな事はウィキを読んでもにも書いておらず

要はピーター・バラカン先生と言えどもただのBig In Japanよのぅ

むしろミック・バラカンはその後渡米&改名?してShane Fontayneとなり

ブルース・スプリングスィーン・バンドに入る等手練れのGr.として大活躍しているワケだが

日本では未だにピーター・バラカンの弟としてだけ語られているレベルの不遇のバンドなのだ

これがホントの・・・悲惨チーム なんつて〜〜〜 ←これが言いたいだけだったりして

 

 

んで

2ndは超激レアで未入手なのでオール・スルー・ザ・ナイトしてからのー

自主制作で業界プロモ用に100枚だけリリーッスされたという3rd

 

.     Byzantium – Live & Studio(’74 Not On Label 画像は’05年のAkarmaから増量2LP)

 

Akarmaのおかげで初めて人の耳に届いたような盤だが・・・これがかなりスゲェ内容

ライヴ面てかRecord1は(’72年録音?)1stでのマンやヘルプ・ユアセルフに近い

無限ギターインストのフリーインプロとか

あるいわはっぴいえんどにも似たサイケデリックなフォークロック

はたまた純粋なカントリー・ウエスタン等が展開されるが

スタジオ部分が・・・これがモロUKのイーグルス状態キャホホーイ!

 

パブ系で最もイーグルスに最も近いバンドはBlueだと長年思ってきた俺達だが・・・

一気にビザンチウムが引き離したZ

初期イーグルスもカントリー・ロックっちゃあカントリー・ロックなんだが

人工的なカントリー・ロックてか(何だそれ)ポップさがただのCWと違うのよ

そう!

先日イーグルスが元々英国ハードロック指向でUKのグリン・ジョーンズにプロデュースを依頼したトコロ

「お前らはそんな事考えなくてよし」と方向性を改めされたとのエピソードを書いたワケだが・・・

YES!

すでにUKにはビザンチウムがいたってコト

わかった?!

(解りません)

↑段々とプログになって行く曲ではあるけれどイントロでのアコギなコード進行を聴くと

モロHotel Californiaを彷彿させるじゃナイッスか!

(Morningは’72年だけどHotel Californiaは”76年)

 

他にもちょいプログレッシヴな曲やメランコリックなポップ・フォーキーもあって

どれもオリジナリティが高く作曲/編曲能力がビザンティン帝国並に計り知れないが

パンク時代を迎え撃つ事無くこのまま解散してしまったのが惜しまれるバンドでもR

その辺のフィールに関しては誰とも繋がる事の無い音楽性を持った孤高のフォーキー・グラム・パンク

“Garbo’s Celluloid Heroes”へ至るかすかなミッシング・リンクではないかとも考えている

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