サウンドが変化した3rdにして・・・惜しくもラスト作
. Bram Tchaikovsky – Funland(’81 Arista 写真は日本盤)
ファンランドと言うには少し哀愁のあるメロで抑えめのノリが盤面を占めており
かつての陽気で屈託の無い爽快爆発パワーポップはもう感じられない
ただし
『パワーポップの仕掛け人』なんて肩コピーを外せばそれなりに悪くないぞ
プロデュースは再びニック・ガーヴェイ(ブラムと共同)だし
ロックフィールド録音だし
楽曲はパブ出身ならでわのえろえろと引き出しの多い奥深いアルバムなのよね
B-5なんか時代的にまだエレベながら脱テッヅ色が感じられる初期ネオロカなんだぜ
要は
周りの風向きが変わってしまったんだなぁ・・・
ブラム・チャイコフスキーはこの作品の不発を最後に引退してしまったというが
まだまだ余裕でやれそうだったのに
(プロデュース/作曲は地味に続けていたっぽい)