いきまーす
. Help Yourself – Beware The Shadow(’72 United artist)
A-1『アラバマ・レィディー』とベタなカントリー・ロッキンから始まり
あらまだ←彼ら米国なり切りバンド路線は捨ててなかったのねと思いきや
A-2『Reaffirmation』でサイケデリック/プログレッシヴ/ファンキーなめくるめく素晴らしい
長尺ギターソロをフィーチャーし曲調が目まぐるしく移り変わり
それがいつ始まっていつ終わるのかも知れぬやうな面妖なナムバーを決め込んで
更にメロトロンまで持ちだしオレ達プログレ支部員を熱狂させた後
A-3『Calapso』でアフリカの野外宴会風チャカポコでA面を〆
B-1『She’s My Girl』は会社からヒット曲を強制されたのか
打って変わってリリカルな英国風ポップフォーキーで始まり
B-2『Molly Bake Beanl』ではリアルに酩酊?酔いどれトラッドアンセムでパブロッカーを証明
B-3『American Mother』ではまたまた大ノリのアメリ圏なカントリーロックが再開
B-4は得意の情感に溢れた早朝の窓際から森の妖精に囁きかけるよなアコースティック・フォークと
(ジャケ参照)
何考えとんじゃ とも取れる一見とっちらかった内容ではあるが
いつものように不思議と統一感があり完璧にヘルユアな世界観を構築間違いない