二皿目もご自由にどうぞ 

プログレッシヴロックはパンクロック

.    Help Yourself – Strange Affair(’72 United Artists)

 

☆UK初回は激レアなんで写真はUSプロモ盤

件の『英国のディラン』ことErnie Grahamがバンドに参加したアルバム

(日本盤帯叩きより)

まぎれもなくヘルプ・ユアセルフの色鮮やかなサウンドなんだけれども

1stでのザ・バンド由来っぽいアメ利権スワンンプっぽさは影を潜め

もっと端正で鋭利なフォーキーだったりジャジーでファンキーな変幻自在な音になっている

しかも

インプロヴィゼーション曲なんて非常にプログレッシヴロックじゃナイッスか!

英国のディラン=アーニー・グラハム関係ないやん・・・

兎に角何をやっても自分達の側に持ってきてしまえるのは凄い

所謂木洩れ日プログレというか

とりとめもないギターソロが囁くように吹き抜けては返す曇り空プログレの音像風景は

まさにジャケ写の森の中にポッカリ開いた草原のステージような

ライナーノーツは後のDucks Deluxe→Tyla Gangのシーン・タイラ

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