そんなDevoの故郷オハイオ州アクロンの奇妙なバンド群を青田で大量捕獲したコンピが･･･
The Akron Compilation（’78 Stiff）
＜収録バンド＞
☆Tin Huey
☆Rachel Sweet
☆Bizarros
☆The Waitresses
☆Rubber City Rebels
☆Sniper
☆Idiots Convention
☆Terraplane
☆Chi-Pig
これを聴くとDevoの特異で突然変異的と思われた音楽形態が
実は風土病的とも言える
アクロン村で醸成された民族音楽の発展型の一つであったことがわかろうもん
例えば
何やら逆回転しながら前に転がって行くような逆ローリングなノリや
基本はブルーズなのにそうは聞こえない生理に逆らうような珍妙なメロライン
気持ち悪い跳ね方の落ち着かないハッピーなリズムなぞなぞと･･･
どのバンドもみんなモンゴロイドじゃナイッスか
むぅ士郎
Stiff Recordsのスカウトマンが変なヤツらだけをピックアップしたのか
はたまたアクロンの連中が皆こんな音楽性だったのか（そんなワケないだろう）
そもそも’78年の時点でアメリ圏のド田舎に先進的なNWバンドがこんなにもいたのが謎でＲ
この盤では特にChi-Pigが初期DevoやThe Residentsに近い無気味な演奏をしているが
実際のライヴ映像では非常に熟練されたソリッドなロッキン・パワー・トリオ（弦は女性）
だったことがわかりかなり驚くのだった
※Devoから楽曲提供されたり後にDevoの『Gates Of Steel』を共作したり仲良しじゃん
（三回目 レイチェル・スウィートは前述）