よく調べたらレジデンツって’90年代まで初期作はリアルタイムでの日本盤リリーッスって無かったのな
ヒデェ
何が『最後のアンダーグラウンドの大物』だっての
ただ
WAVEと聞くと何か高尚な文化汚染に嵌まってしまったような印象で鼻しらむ気分がしたもんだが
まだマシだったんだな
さすがだ!
そこでこれは日本独自編集のベスト?ですよ
The Residents – Memorial Hits(’85 Wave)
いや
一見ベストっぽいタイトルでわあるけれど
彼らにヒットなんかあるワケ無いんでベストと言われても困るでしょ
とにかく
どういう基準で選ばれたか不明な’76〜’84年までの曲がIN!
ジェームス・ブラウンの『It´s A Man’s Man’s Man’s World』や
石の『(I Can’t Get No) Satisfaction(’76?年)』といったカヴァーが納められているのが白眉だが
特にSatisfactionはレジデンツと非常に似ている音楽性と背景を持っていたDEVOもカヴァーし
後発の?(調査ちう)そちらは衝撃的なアレンジで世界的にディーヴォの名前を拡散した事を鑑みるに
奇怪なアレンジとその先進性では決して負けていないザ・レジデンツが
いかに当時から今日に至えうまで埋もれてしまった存在かという事がわかろうもん
他にもマーティン・デニーやエキスベルを彷彿させるような’50年代リヴァイヴァル似非ニックな曲も収録
この点に関しても
’90年代にStereolab等によるモンド/エキゾの再発見→
スペース・エイジ・バチェラー・パッド・ミュージック(以下SABPM)ブームが勃興した際に
CrampsやDevoの再評価はあったもののThe Residentsはスルーされていたような気がするのよね
※『George & James』という
ジョージ・ガーシュインとジェームス・ブラウンのカヴァーだけで作られたアルバムが’84年に出ている
当時Wave(西武/パルコ)はネオ・サイケ(ペイズリー・アンダーグラウンド)推しで
その一環にレジデンツも加えられていたと思われるが
実質的には一過性のブームで収束してしまった感の強い
ペイズリー・アンダーグラウンド・ムーヴメントとレジデンツとの間には超えられない壁ある
ただ
Waveのカタログをよく見ると割と無節操なレーベルで
各担当者の好みで互いに関連性の無いアーチストを好き勝手に契約して遊んでいたような感じがあり
バブル期特有の道楽の痕跡が漂うと感じるのって・・・私だけ〜〜?
(あくまで個人的推測です)