話を戻して

プログレッシヴロックはパンクロック

Stiffの1Off企画でラリー・ウォリスのプロデュースで7″デビューしたThe Membersだが・・・

小生このバンド何やら商業パンクの気配がするのでイマイチ素直に受け入れ難いと思いつつも

(スティーヴ・リリーホワイトの兄弟エイドリアンも在籍)

2-Tone以前からSkaをやっていた数少ない先見の明のあるバンドにもかかわらず

他にはLeyton Buzzards等)その後の過小評価が酷いのと

日本に於けるNWOBHMへの貢献が凄い点(とばっちりみたいなモノだが)で

非常に重要な見過ごせないバンドだと思っているのだ

 

んで2ndアルバム(3rdでおしまい)

 

       The Members – 1980 – The Choice Is Yours(’79 Virgin)

奇しくも”Gang War”とは同時期にWayne KramerがJohnny Thunders結成したバンド名だ

ここに

ななんとLarry Wallisの代表曲『Police Car』のカヴァーが収録!

ザ・メンバーズは1Off(新人デビューオーディション)企画出身者の中で最も成功したバンドだが

これわ最初に発見して面倒見てくれたラリーさんへの恩返し的返答と言えま唱歌

ラリーも「こんなに上手にカヴァーされたらもう自分では歌えないよ」とかなんとか言ったそうだが

ま そんなに言う程かな?とも感じるものの

かなり凝ったアレンジで聴かせてくれるナイスカヴァーなのでした

とにかく イイハナシダナー

 

また

前述Snipsの2ndアルバムで『Police Carが換骨奪胎されてカヴァーされていた事を貼ったが

メンバーズのメンバーSteve ‘Rudi’ Thomson(Sax)はその録音に参加

またそのプロデューサーは・・・Steve Lillywhiteだったのだ

なーんだそうゆー事か

さすが商業Punk

点と点が繋がって線になって目が点になった〜〜〜(なりません)

あとHawkwind繋がりではMotordamn(The Damned)のドラムもいるのよね

むぅ士郎

これぞ重箱隅的パンクロックはプログレッシヴロックじゃナイッスか!

3rdでは”とりあえずラテン系ごった煮ナウイ踊れるサウンド主義”に走り解散 最強のSkaバンドだったThe Beatと全くの鏡象相似的展開

 

☆ここからは記憶のみで書くので真偽は適当だが

昔買ったロッカダムちうミニコミの記事だと

伊藤正則師が憲章(NW派)とロンドンに行った際

ハードロック(オールドウェイヴ)は完全に死滅して生息しておらずしょうがないので

件のザ・メンバーズのレセプションパーリーに呼ばれて行ったが全然つまらないので(憲章歓喜)

もうオレ転職しようかなと失意のうちに途中で抜け出して何かの雑誌の小さい告知にあった

HMディスコパーリー(DJニール・ケイだったかな?)なるものに潜り込んだトコロ・・・

これがむっちゃ盛り上がっていてどっこうい生きてる再生HR→HMと歓喜

そこでIron Maidenを知りこの別のニュー・ウェイヴなるムーヴメントを日本に伝えるのが

己の使命だと思い日本に持ち帰ったそうなイイハナシダナー(3回目)

要は

仮にThe Membersがいなかったらメイデン/NWOBHM→メタルはさほど日本で浸透せず

今でも”ヘビメタ”という蔑称で呼ばれる日陰者の存在でしかなかったかも!?

(あくまで個人的予測です)

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