’78年の2ndではすでに脱パンクしていたという
The Saints – Prehistoric Sounds(’78 Harvest 写真はUK初回)
何やらホーンも入ってディキシー・ミッドナイト・ラナーズやネオアコみたいな方向性にシフト完了
これも早い!早すぐる!!
ただし
凡百の英国パンカーのように前衛芸術家気取りのポスト・パンクとか
おしゃれ(民族)音楽再発見(ファンカラティーナとかスカとかダブとかスウィングとか)に
ならないのが偉い
むしろ
マイルドなオールドウェイヴ懐古とも思える展開は
前作で1曲だけ聞かせていたルーツと思われるスワンプ系のフォークロック方面からの影響なので唱歌
あるいはオーストラリアというガラパゴス故に独自進化なので昇華
ただし
前作の虚無的な暴力性から大人しくなって内省的で大衆迎合的なポップさに変化した音楽性は
このアルバムから加入したAlgy Wardには中々受け入れ難かったのでは?
(あくまで個人的分析です)
とにかく!
小生には特に響かなかったアルバムなので・・・なんだかなーって印象なのでし たっ
ま
このアルバムの場合ポイントはそこでわ無い
現代都市が水没しているジャケ写を見よ!
これぞマッドフラッドそのものじゃナイッスかー!
よーし
ついにプログレ=ピラミッド・パワー→オカルト帝国に戻してきたZヒャホホーイ
ところで
Discog調べによるとTha Saintsの初回は日本での人気知名度からは
ちょっと意外に思えるような結構な高額に育っているのよね
写真のはかなりボロジャケだけど裏ジャケ上に残っているセロテープの切れ端の残り方から
気の遠くなる程昔に銀座ハンターで買ったレコだとわかる
あのさ
レコード・コレクターとか最近ブームみたいだし
それわつまりもう古いって事だし
要は小金出せば誰でも買えるワケなんだから自慢にもならんのよ
これからは・・・古のレコーヅ店の袋をいかに保存しているか
これこそ貴重!
超激レア・アイテム!!
俺達が(独りです)いかにレコーズのヒストリーやカルチャーを体と時間と財布をかけて
エサ箱の闇から掴みだしたかわかろうもんという証左に他ならないーーー!!!
わかった?!
(わかりません)