※めったにエサ箱に(お安く)落ちてない
. Man – Live At The Padget Rooms, Penarth(’72 United Artists)
限定8000枚の激レア?ライヴ盤
解説を読むにバンド紹介の・・・要はプロモ盤の市販的展開といったやうな趣きがする盤
ここでUK随一のジャムバンドと云われるManを確認
曲は長尺演奏のためA面2曲 B面1曲の3曲のみ
(CD化の際はさらに録音を収録して2CDになっているらしい)
一曲が長いのは一見いかにもプログレですっぽいが
A-2の後半なんかわリトル・リチャード直系の激しいロケンローになるのが
このバンドがパブでもある所以
ただそんなロケンローであっても解釈が攻撃的なキング・クリムゾンっぽいのは
このバンドがプログレでもある所以なんだよなぁ
また
影響下のクイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスっぽいかというと・・・
これがまたかなり違うのよね
ああいったブルーズ・ベースの酩酊フリー・ギター・ソロの垂れ流しメインといった印象より
もっとNW/ポスト・パンクを先取りしたっぽい一種クラウト・ロックにも通じる
リズムを強調したストイックであくまで自覚的な反復系トリップ・サウンドといった感じか
サイケデリックの’70s進化系と言ってもこれが英米の違いすなぁ
その辺りはホークウインドに似ているしパート的に近似している曲もあるが
バンド・サウンドとしてのオリジナリティは確立している
ジャケは無記名だがふいんきから察するにバーニー・バブルスじゃないかと思われる
(あくまで個人的推測です)