(リリーッス順は前後しますが)

プログレッシヴロックはパンクロック

クリス・スペディングの次なるソロは

 

.      Chris Spedding – Guitar Graffiti(79  RAK)

 

これは結構適当にありもの素材を寄せ集めて作ってある感じがするんだけど

A面全部とB-1がスタジオで残りのB面がライヴ

B面でも重複曲が2曲もあるという変則的てか何も考えてないとしか思えない内容

その内3曲が参加してもいない先述のSnipsの曲で

スニプスの1stソロに収録されていた”Walking”もカヴァーしている

また

B-3の1曲だけプロデューサーがクリス・トーマスてのも唐突よのぉ

そんな中!

バックはえろえろと無名人も入っていますが

ななんとSteve Curry / Tony Newman / David Luttonと元T.Rex組を採用

やっぱクリス・スペディングってグラムな人なんだなぁと思う事しばし

 

A面は正直落ち着き杉ているというかやる気あるんかいてレベルで覇気が感じられず

売りのギタープレイもたいして聴きドコロが無いワケだが・・・

B面のライヴがこれが私のぬらりひょん節といわんばかりに鬼気迫って凄い

我思ふにB5『Breakout(Live Version)』 でのアグレッシヴな演奏が

これまでの録音での彼のベスト・プレイの一つなのでは?

(あくまで個人的見解です)

と云っても

時は戦国ヴァン・ヘイレンを経てNWOBHM時代に突入

新たなギターヒーローが続々と現れ

ハードロック時代には考えられなかった超速弾き競争に人々の興味が向かう中

時代に迎合しないシンプルかつ一見変態的に見えつつも理性的に組み立てられた

彼のスタイルがどんなけ理解され受け入れられたのだろうか・・・

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