我にかえれば
いくらアヴァンギャルド・実験性スゲェとか言ったって所詮ロック(商業音楽)じゃまいか
神妙に眉間に皺寄せ何やら真剣に対峙して聴くのもバカらしいし
実際This HeatやThrobbing GristleとかCabaret Voltaire等の登場以降のNWは
難解エクスペリメンタルエレクトロインスタレーションミューコンがトレンド化
要はただの流行りじゃーんバカジャネェノ~となって陳腐化→
享楽的なニューロマやスカ/ファンカラティーナ/ネオスウィングとどこが違うんじゃ〜いとなり→
小生逆にそんなムーヴメントに懐疑的なアンチになってしまったのでした(4回目)
This Heat – Deceit(’81 Rough Trade 2nd)
基本1stの路線から外れていないけれど
曲というよりノイズだった曲がより楽曲として成立→Popになって聴きやすくなっている
てか前衛なら1stを裏切ってさらなる予想外の領域(エリア)まで進化せんかーい みたいな
また
実際
Charles Haywardがドラマーである故の
ビートの流行りに敏感にならざるをえない結果なんだろうけど
(あくまで個人的見解です)
ネオ・スカやファンカラティーナ(創作民族音楽)的な部分が1stよりも増大しており
そのポップ化が良いのか悪いのかってトコロよね
ま
日本盤のライナーノーツ/帯叩きを読みかつ裏ジャケのコラージュを見るに
このバンドってかなり政治的/社会派のメッセージを発しているらしく
そこがキモでそれがあってこそのこのとがりまくったサウンドなのかも知れんが・・・
Bラスの原爆被害に言及した『被爆症=Hi Baku Shyo (Suffer Bomb Disease)』は
何故かチャルメラ屋台の笛メロディーが流れラヲタ心に訴える事しきり
そうそう
This Heatだけに冷えたラーメンは勘弁してほしいものよのぉ
プロデューサーは1st同様The Flying Lizardsのデヴィッド・カニンガム
そして
チャールズ・ヘイワードは前述ローラ・ロジック唯一のソロ作『Pedigree Charm(’82)』に
ドラマーとして参加していたのでR ΩΩ Ωナ ナンダッテー!!!!
むぅ士郎
点と点が繋がって目が点になった〜〜〜
(のかな?)