この””『glastonbury fayre』盤参加バンドを端から聴き倒すプロジェクトも
2年以上位かかって(いつ始めたか忘れた)残すトコロ数バンドのみとなった!
思えば遠くまで来たものだ・・・
glastonbury fayre盤(3LP)はイベント(第二回 ’71)に出ていないPink Floydも入っているのでちょっと混乱するが・・・
この年はトリップ/スペース・ロック系バンドが多く
そこが俺達(独りです)の解釈ではプログレッシヴロックやパブロックへと通じるワームホールとなっていると考えられているキリッ
そんな中!
懸案となっていたトラフィックは割と正統派ブリティッシュ・ロックの文脈から生まれたバンドと云え魔性か
何と言っても元スペンサー・ディヴィス・グループの天才ヴォーカリストことスティーヴ・ウィンウッドが看板となり
後に米国に渡り名声を博すブルース系デイヴ・メイスンがギタリスト(ry)
エンジニアはまだ新人だったエディ・クレイマーが担当(ry)
. Traffic – Mr. Fantasy(’67 Island 1st)
ただし小生SDGとか興味ないのでSteve Winwoodが天才なのかよくわからんが
このアルバムを聴く限り
ビートルズのSgt. Pepperの革新性に打ちのめされ影響され杉て
流行りに乗らんと一時の気の迷いで自らの道を踏み誤ったアホ共の黒歴史としか思えん事しばし
アルバム完成後に脱退したり再加入したりを繰り返すDave Nasonの動きもうさん臭いでしょう事この上ないだろ
(あくまで個人的見解です)
なので
時代認識のスピード感に違いがある各人が持ちよった各曲のテイストがバラバラで
逆にSgt. Pepperのような統一感が無いという自己矛盾が露呈
良く言えば「どんな実験的な事もやってやろうじゃん」みたいな高い志の結果なんだろうけど
「はい、サイケポップのパターン1〜10まで揃えてみました お好みはどれですか」みたいな
狙い杉のジャケと言い
取ってつけたような優等生ぽい商業サイケな感じしかせず
例えばホークウインド一派のような本気のマッドマンのかほりが全くしないので
「お前は素直にブルーアイド・ソウルやってろや」と言いたい気分
と
小生クソバンドだと思い結構な枚数があるもののこの1stをしこーししか聴いてないのでした
ただ
今回よく聴くと
上手杉でセンスが良いので他の心底サイケデリックなヤツラより必死さやアッパラパー具合が薄いのかなとも
(無理矢理擁護)
US盤とかなり曲内容が異なるようだけど
特にA-4のメロトロンがフィーチュアされた『No Face, No Name And No Number』なぞは
儚くも叙情的なメロや起伏にとんだ構成が入り組んだバラードで
後のプログレの雛形となるような佳曲と言えま唱歌
<結論>
商業サイケで何が悪いんじゃ〜〜い