“77〜”77のスタジオやライヴ録音が混合したアンソロジー的な二枚組アルバム
. Plummet Airlines – On Stoney Ground(’81 Hedonics アルバムはこれだけ)
二枚組なのにシングル・ジャケという廉価な扱いがバンドの懐具合を物語ろうもん
カントリーやスワンプを中心にして本格的なレゲエも見事に消化した職人の演奏が聴ける
そんな中!
クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス→ヘルプ・ユアセルフ的な
永遠に続くと思わせる垂れ流し長尺ギター・ソロの所謂ジャム・バンドの性格も露見ロー
非常にオブスキュアなバンドで未だ誰にも語られる事が殆ど無いながら
ここにもアメリ圏のそれにどっぷりと影響を受けた元祖UKジャム・バンドがヒア・トゥー・ステイ
要は
発生時のホワイト・レゲエ(トリップ・ミュージック)もまた
ジャムバンドのジャムの別形態としてプレイされたんじゃむなと認識する事しきり
(あくまで個人的見解です)
音楽性・・・特に節回しなんかはグラハム・パーカー&ザ・ルーモアに近いのも納得
何故なら彼らがUKで最も早くレベル・ミュージックとしてのレゲエを血肉としたバンドだからだ
(一般的にはレゲエ曲を取り上げてヒットさせたエリック・クラプトンが
その道を切り開いたミュージシャン代表と思われていそうだが
逆に彼は人種差別反対活動団体”Rock Against Racism”から
ヘイター代表としてRARの設立宣言文でディスられている←ミニミニMemo)
メンバーはその後ザ・ポーグスやザ・ダーツへと散っていったのでR