裏Savoyてか

プログレッシヴロックはパンクロック

裏フォグハットが謎のテッズ・・・

 

      Warren Phillips And The Rockets – The World Of Rock And Roll(’69 Decca)

“The World Of〜”で何十枚もリリーッスされている演奏者クレジットの無い企画モノの中の1枚

ロンサム・デイヴ(Vo. Gr.)とトニー・スティーヴンス(Ba.)ロジャー・アール(Dr.)

ボブ・ホール(P.)がサヴォイ・ブラウンのプロデューサーのマイク・ヴァーノンの下で録音された

UK最初期のネオロカ(R&Rリヴァイヴァル)アルバムなんだが

これを最初に聴いた時

Wild AngelsやCrazy Cavan等の古いリヴァイヴァル野郎共にありがちな

勢い一発でやってるようなアマチュアっぽい稚拙さとは桁違いの

あまりのウマウマな完成度とギターソロの本格的なブルース臭さに驚いたものだが

よく調べたらキム・シモンヅ抜きのサヴォイ・ブラウン→後のフォガットだったのだった

(ほぼほぼ同内容で『 Before Foghat Days』というアルバムも出ている)

 

かなり原曲ヴァージョンに似せて演ってるのがナイスだけど

特にエルヴィスに関してはむっちゃ似せてもの真似に徹してるのが微笑ましい

 

UK三大ブルーズ・バンドを一手に引き受けて育てたプロデューサーのMike Vernonだが

後にパンク時代になって’50sリヴァイヴァル部門を牽引したホワイト・ドゥー・ワッパーの

Rocky Sharpe & The Replaysの中の人もやってるんで

師のオールディーズ好きは筋金入りなのでR

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