紡ごう

プログレッシヴロックはパンクロック

俺達(ひとりです)だけのロック史を!

 

我想うに

クリス・スペディングの歩みを切り取っただけで裏ロック史

てかアホな御用評論家や蚤ミュージックがまとめるような

公に賛同されるレベルの所謂”記紀”には決して記されていない

例えばロック”上記(うえつふみ)”みたいな

闇のかつ真のロック史観=ロック版ウガヤフキアエズ王朝が構築できる気がするのって・・・

ワタシだけ〜?

(お前だけてか別にもうDiscogsに貼ってあるだろ)

 

ピストルズがピンク・フロイドTシャツをコケにする事でパンクの批評精神を明示したように

パンクロックは最初っからプログレッシヴロックとは敵同士に見えるブックだったワケだが・・・

ここでは

実は中の人は同じだったという事をレコをコツコツ貼って/聴いて証明していきたいキリッ

(偶然だろがクリスの幅広い活動にもかかわらず何故かピンク・フロイド人脈との関わりは薄い)

 

 

.      Chris Spedding – Songs Without Words(’71 Odeon)

 

このレコ

日本盤しか無い(無かった)ので

ずっと日本企画で独自に録音したレコだと思っていたんだが

実際は英Harvesで録音されたのに英国では発売されずに邦盤だけが作られたという事らしい

なので

録音年(’70)と発売年に少々間がありえろえろと活動があるものの

ジャック・ブルースやバタード・オーナメント等に参加して頭角を現した上でのこれが初ソロだという

 

んで

正直発売に待ったがかかる程の内容ではないようなイイ感じの前衛的なジャズ・セッション・アルバムなのよね

カンタベリー的に云えばドラムスのジョン・マーシャルはニュークリアス/ソフト・マシーン

ポール・ラザフォード(エルトン・ディーン系)がトロンボーン

鍵盤のジョン・ミッチェルはかなり無名と思われるが全編に渡り活躍

またウッドベースのブッチ・ポッター(バタオナ)は凄く印象的なソロプレイ

その割に

自分のリーダー・アルバムなのにクリス・スペディングはアコギが多いし

妙に裏にまわるような地味な感じで誰得

曲を聴き終わると「アレ? 居たっけ?」て事が多い

これが発売されなかった原因じゃね

(あくまで個人的見解です)

ただし

一旦ノリだすとむっちゃキレッキレに変態的アヴァンギャルドで

思わず「お前今ミスったよな クリス スペッテんぐー」と糾弾したくなるレベルの

常人(オレ)にはわけがわからずついていけないフリージャズをこね回しているという・・・

多分これが発売されなかった原因だろうね

(あくまで個人的見解です)

 

そう!

セッションワークが多いのは自らを殺して他のプレイヤーを立てる事が巧いから故の所業

どの文脈にも当てはまらないようなぶっ飛んだギタープレイは

この時点で既に後のザ・ワイルド・キャッツでの革新的ロッカビリーロッキンを彷彿させるじゃ

むぅ士郎

彼もう1stソロで完成していたんだね

 

※東京ロッカーズ時代に『上記(うえつふみ)』というフリージャズ/ノイズ・バンドがあった

※上記は一般的には偽書とされる古史古伝です

 

 

 

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