Third World War – Third World War II(’73 Track 2nd 画像はUK初回)
元祖パンクと言われるもののそれわどうかな?い思っていたが
やはり2ndになると演奏力が格段に上がりファットな音像になり
ギターも泣く場面じゃちゃんと泣いており疑いなくハードロックと言えるに昇格?
ただし
絞り出すように歪んだ癖の強いヴォーカルは変わらないのでかなりのゴリゴリだが
新たに正式加入した?鍵盤担当John Hawkenの流麗なピアノは
上品かつゴージャスでTony Ashtonのプレイよりもアートロックしているし
ソウルフルなホーン隊が入ってるアレンジが凝った曲もある始末
レーベルがTrack Record(sは付かない)に移籍したのも
あまりにコマーシャルさに欠けるためFly Recordsから落とされたのだという
かっそ過疎レーベルのFlyからさえオミットされるとは相当な厄介者だったんだなぁ・・・
ただし
ジャケのわけのわからないアートワークはパンク/ハードコアっぽくて
1st同様に時代を先取りしているセンスじゃまいか
1stも2ndもレアで5ケタの価格と思われるが(discogs調べ)
小生が買った頃はもっと全然安かったのよね
1st同様日本盤リリーッスがゼロとはバカジャネェノ~
また
何故かロシアで頻繁にCD再発がされているのはさすが第二次第三次世界大戦だけあるZ
とにかく
これもプログレッシヴロックはパンクロックな1枚と言え魔性か