甘い!

プログレッシヴロックはパンクロック

甘酢具る!!

日本のユーライア・ヒープといえば勿論・・・

 

.      ハリマオ – 猛虎(’74 Liberty 1st)

 

だろうが

EL&Pの話なのに何でユーライア・ヒープにすり替わっちまってんだ

Harimauは2回目だしUriah Heepの登場は2年後だ

おしまい

 

しかし

ヒープってハード大手でありつつ割合にプログレでもあり

その割には誰でもスラスラ名前が出てくるような特筆すべきスター・プレイヤーがいないという

かなり中途半端な微妙なバンドなのに当時の日本にかなり大きな影響力を与えていたのは何故なんだぜ

我思うに

そのどっちつかずにやっている軽さといかにもこれぞニューロックですといった怪しいスター像が

日本人が抱く英国の理想的ロック観に柔軟に溶け込んで強く合致したのでわなかロカ

それはこのハリマオを聴くとなんとなくわかる

GSの歌謡世界観から直接的に移行した妙にペシメスティックで演劇的なノリと

ヒープを表面的にコピーした音像が何故か完全に調和しており

要は非常に日本人に親和的な性格を持っていたのだ

ただし

歌詞は自分の身の回りについてチマチマと唄った私小説的であり要は四畳半フォークっぽいし

サウンドはハードロックセオリーであるけれどもファズやリバーヴのようなエフェクトは

まだまだ常識的な範疇でハードロックの暴力性やプログレの前衛性を伝えうるモノではないのだが・・・

う〜ん

ハード四畳半フォークの2nd『イチかバチか』も補完したいっ

↑実力がありアイドル性も高く金もかかってそうなのに売れなかったのは惜しいバンド

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