浅いラム酒をやりながらEaglesで温故知新

プログレッシヴロックはパンクロック

イーグルスのスピリッツならテキーラサンライズだろうがっ

(どうでもイイぐるす)

 

パブロックの意味がDr.Feelgood(ミシェルガン)のようなシリアスなビートバンドだと信じている人に

実体はそうじゃなくもっとTake It Easyな米スワンプやフォークがメインだって事を説明する時

イーグルスを例に持ち出したりするとますます混乱されたり

何故か嘘つきよばわりでキレられたりする事があるのですが・・・

バカジャネェノ~

イーグルスはザ・バーズやCSNY辺りから始まるカントリー/フォーキー・ロックの出自を持ち

リンダ・ロンシュタット(豪)のバックを演っていたバリバリにアメリ圏なバンドであるワケだが

あにはからんや1st〜2ndアルバムはイギリスに渡りグリン・ジョーンズのプロデュースでリリーッス

実は結構ブリティッシュ・ロック(昔はハード・ロックの事をこう呼んだ)的な

エッジの効いたヘヴィーなサウンドに仕立て上げたかったらしいんだが

(某ラジオの受け売り&あくまで個人的見解です)

Glyn Johnsはむしろ逆にコーラスの美しさに注目し

それを活かした澄んで乾いた醒めたサウンドに造り込み

従来の泥臭く田舎っぽさが売りのカントリー(スワンプ)ロックとは全く違う

シティー派カントリーロックが出来上がり

今じゃそれがアメリカン・ロックの代表バンドとなって疑いなし状態なワケだが・・・

要は

イーグルスはイギリス製

全然従来のアメリカン・ロックっぽくないサウンド

まさに遣英使や遣米使がロックを変えたという代表例

これぞ「アメリカンロックはブリティッシュ・ロック」そのものじゃナイッスか!

だいたいこの「プログレッシヴロックはパンクロック」章の始まりだって

NYはブルックリンからロンドンに流れてきたプロデューサーのトニー・ヴィスコンティが

Band-Maid(日)をプロデュースしたトコロから始まったんだから

 

なので

小生はEaglesをプラスチック・ソウルならぬ プラスチック・カントリーと呼んでいる野田

初期にUKっぽいハードな音楽を指向していた名残としては

2ndのA-3『Out Of Control』なんかが禿しくSladeっぽかったりするトコロから見えたりするよね

 

そんな

UKの空気を吸い込んだプログレッシヴなカントリー・ロック・バンドであるトコロのイーグルスが

(西海岸の)誰よりも早く『Hotel California』でヒッピー/フラワー文化の終焉と

酔いのまわったスピリットからの別れを歌ったのは至極当然の流れと言えま唱歌

んで

続く『New Kid In Town』での新参者が指すのはパンクスとは言わないまでも

ブランク・ジェネレーション故の憤りとルサンチマン

またわヒッピー・カルチャーへの批判・反目を抱えた世代・・・新参者と云うよりも新人類の事だろう

(あくまで個人的解釈です)

そして

昔イーグルスを従えたCW歌手だったリンダ・ロンシュタットはNew Kidの来襲からちょっと遅れてNW化

クリトーンズを吸収してリーチ一発ドラドラで新時代を迎えても・・・

リンダはロンした のだった(上手い事言ったつもり)

カントリー・ロックはプログレッシヴ・ロック

わかった?!

(違います)

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