残り3作となったロクシー・ミュージックのアルバムだが(The High Roadは済み)

プログレッシヴロックはパンクロック

はっきり言おう

もう別バンドです

初期と別になっちまったバンドなんて珍しくないてか普通の事なんだが

ぶっちゃけブライアン・フェリィのソロ・プロジェクトです

ソロ活動があるのに並行してやってるソロPart2です

だいたい

メンバー達のソロってロクシーのメンバー同志(やEG系ミュージシャン)がお互いに出まくってるから

そもそもバンドとソロの境界線が希薄なのだ

 

.        Roxy Music – Flesh + Blood(’80 Porydor / Atco)

 

もうニューロマ系のAORですなぁ

ただし

ここからの2枚がロクシーの最高傑作と思うのは小生だけではないであろう

と云うのも・・・ブライアンの歌が巧くなってる!

音程の不安感とか奇妙なヴィヴラートや息の短さ等が全然気にならないレベルに

(何だその初歩的なヤツは)

センスとバンドの腕 おまけにクラシカルなジャケは文句なしなんだから悪かろうはずわ無い

 

んで

まだ正式?ベーシストには件の元ザ・ヴァイブレイターズのゲイリー・ティブスが残留

さすがだ!

ただし

前作同様アンディー・スペナーに加え新たにNYの腕利きセッションマンであるトコロの

ニール・ジェイソンもベーシストとして参加

ギターの助っ人ニール・ハバード(Juicy Lucy / Kokomo他)はともかく

ドラムス(Andy NewmarkとSimon Phillips)もそうだけど

正式メンバー以外にファンクが演れる著名セッション・ミュージシャンをガンガン投入

そりゃ大金出して決して外さないアルバム請負人を雇ったら

安心して確実にレコーディングを任せらし出来は素晴らしいんだろうけど・・・

最早そんなんバンドじゃねぇー

(あくまで個人的見解です)

だから半分ソロ・プロジェクトなんです

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