6枚目の『ミッナイ・ワイアー』を買い忘れていたのに気付いてしまい
カーヴド・エア史をコンプリート出来ていなくてガックリ
そんな中!
オリジナル・メンバー崩壊後からどんどん流入してくるパブ周辺を含む微妙な傭兵共が多種多様でワケワカメー
. Curved Air – Airborne(’76 BTM / RCA 7th)
空中漂流て•••
あんたらオーム真理教かいな〜
それわ空中浮揚
これが最終形態(その後再結成アリ)
BTM Recordsはカーヴド・エアと類似した存在の姫〜るヴォーカル・バンド(メンバー総入れ替えアリ)
ルネサンス(後述)を擁するレーベルなのでさもありなんと云った感じだ
レコではところにどころかつてのプログレ史部強者の残響が聴かれるものの
基本的にはハードロック的な音像への移行の途上にあるポップバンドになってしまった感
プログレ的な展開は妙に勿体ぶって笑えるレベルでこれぞザ・オールドウェイヴ
時は戦国ハードロック幻想はすでに瓦解していたにもかかわらずだ
んで
この盤の為に集められたミュージシャンズは
ベースにコロシアム グリーンスレイド他のトニー・リーヴス
ドラムスにズート・マネー/ジ・アニマルス→ザ・ポリスのスチュアートコープランド
鍵盤にブランドXのロビン・ラムレイといった歴戦の手練れ達
後のThe Policeでの活動でUKベスト・ドラマーの地位を確実にするStewart Copelandは
まだこの時点ではまだ凡庸なプレイヤーに感じる
全前作辺りで跋扈したストレッチ周辺のミュージシャン達だが
そもそもStretchとは
三大ブルーズ・ロックの大看板フリートウッド・マックがNTR絡みの内部崩壊で
USツアーが中止の危機というアホみたいな事態に対処するために無理矢理赤紙を渡されたという
純粋なロック・ドリーマーの夢を打ち砕くマックと何の関係もない真の傭兵バンドだったのだ!
結局南極”偽”フリートウッド・マックとして全米数ヶ月に及ぶツアーをこなしたらしいが(マジか)
Paul Martinez(Velvet Opera Hackensack The Adverts Robert Plant)を含む
地味ながら実力派揃いのメンバーはこの編成が気に入って正式なバンド=ストレッチとしてアルバム・デビュー
裁判にもなったその顛末を歌った”Why Did You Do It(ディスコ調)”はヒット曲にもなっている
むぅ士郎
意外と日本ではこの世にも奇妙で面白い裏ロック史が知られていないのはかなり謎だ
だってストレッチにはGS古参リンド&リンダースの加藤ヒロシ(Gr.)も在籍していたんだぜ
要は
ロックの体裁を取っているとは云え
こんなUK芸能システムが大々的にテコ入れしたりするのは
ぶっちゃけソーニャを売り出すために作られたアイドル・バンドがカーヴド・エアだったて事
エアボーンなんてあきらかにジャケも安っぽいし
わかった?!
(あくまで個人的見解です)
※二回目
↑プログレッシヴロックは歌謡曲