「アート・ベアーズとディス・ヒートには直接的に人脈的な繋がりは無い」
みたいな事を書いたけど・・・
解散後に微かに繋がっていた事がわかった
やっぱりだキリッ
This Heat – Same(’79 Piano 写真は初回)
このバンド
『プログレッシヴロックはパンクロック』のド真ん中のバンドなんで(それ多いな)
章の後半クライマックスに持って来る予定だったんだが・・・話の流れ上もう貼っちゃおう
うわ〜〜台本が滅茶苦茶だーー(どうでも良いです)
んで
今でこそポストパンクの金字塔として
総ての試みはこのアルバムから始まったと言うような神格的な扱いをされているようだが・・・
歴史修正主義もいい加減にしてもらいたいものでR
リアルタイムでは一部のマニアックなパンクス/プログレ支部以外には
その価値やポテンシャルは全く注目されていなかった/存在さえもなき者だった野田
(証拠は日本盤発売が’83年)
ただし
プログレ人脈から出て来たバンド(チャールズ・ヘイワード/Dr)なのに
パンクロックより破壊的で硬度の高い縦ノリのハムマー・ビートで始まり
ミュージック・コンクレート テープ操作/エレクトロニカ 民族音楽との融合 環境音楽 等々
考えられるあらゆるエクスペリメンタルをポップス?として聴ける曲に昇華・結実させているのは
今現在何度聴き直してもこれがレイト’70sの特異点として驚異的で新鮮なのは確か
まさに
あんなにパンクにコケにされていたプログレ(オールド・ウェイヴ)が
やっぱりパンカーよりも優秀かつ革新的だった事を証明した瞬間だったのだ
ただしThis Heatに続きそれを凌駕するようなバンドはちょっと心当たりが無いんだなー
・・・なんて事は誰でも言ってそうなんで 飛ばして行くと
A面頭とB面終わりの『Testcard』ちう微かな音量のノイズ曲(てか雑音)が
CD化リマスターされた時に短くなったり長くなったとか小さくなったのが大きくなった
みたいなヨタ話を読んだ事があるけど・・・バカジャネェノ~
あれの特にB面終わり部分ってLPの中心に向かう溝にエンドレスで刻まれてるワケで
ほっといたら何時間でもループするっていう・・・要はThis Heat流儀の実験的遊びなのよね
んで
このアルバムのプロデューサーってデヴィッド・カニンガムて事で有名なんだけど
よく見たら・・・
アンソニー・ムーア(Henry Cow, Slapp Happy)も共同プロデューサーだったんじゃナイッスか!
なんだ Art Bearsの2ndと音がそっくりなのもさもありなんじゃナイッスか!