小生の持っているクリス・スペディングのオリジナル・アルバムはこれが最後のようだ
(デジタル時代非対応)
. Chris Spedding -Enemy Within(’86 New Rose / Date)
もうリアルタイムでのUK/US/Japan発売なんて無いもんね
内容もさすがにこれじゃ売れんだろみたいな覇気もキャッチーもヒット性もない感じで
オレだってあえては聴きたくないレベルの盤かな
クリスはNY生活の後にカリフォルニアに移住したというが
それが”American Dream”や”Go West”といった曲に反映されているんだな
ロカビリー的にはNYよりカリフォルニアだもんな
(あくまで個人的見解です)
ただし
カリフォルニアの青い空を全く感じない位に暗くダウナーなふいんきの音楽なのだった
んで
あえてなのか何なのか知らんが看板のロカ色は抑えられていて
A2のバディー・ホリーの”Love’s Made A Fool Of You”のカヴァーと
BラスのJohnny Kidd & The Piratesのカヴァー”Shakin’ All Over”のみ
ちなみに
クリスのこの前後の仕事は
アート・ガーファンクル トム・ウェイツ ポール・マッカートニーといった超大物で占められており
未聴ながらこちらもロカ色は無いと思われ
そんな中!
このセッションではベースを前述のCBGB’s LiveにTuff Dartsと一緒に出ていた
ラーフィン・ドッグスのCarter Cathcartが担当
マジでクリス・スペディングの人脈って解りやすく繋がってるし
あえてメジャーではないけれど隠れた実力者をピックアップしてくるよな
※カーター・カスカートはエース・フレイリーやローチェス等での仕事で知られる?