兎に角(Anyway)

プログレッシヴロックはパンクロック

変形ジャケ多めと云われるバンドファミリーの最初の変形が

 

.                Family – Anyway…(’70 Reprise 4th)

 

タイトルが金色で刷られたテクスチャーのある薄曇りで蓋付きのビニール袋の中に

小さな大砲の絵が描かれた二つ折の紙に挟まれたレコが封入さており

内容も4面がライヴ録音

B面がスタジオ録音という

特別な愛蔵感が沸くような仕様で

この時代にしてみたらオイオイ採算取れんのかよと心配してしまうような業界初レベルの変わりモノだろうが・・・

ぶっちゃけ何かそこまで拘る意味があったのかは解らない

画像は’71年のリイシューだが後年のリイシューや日本盤でもこのジャケが踏襲されているのか見てみたら・・・

リアルタイム以降の再発なんてCD時代になるまで殆ど無かった〜〜!

(日本盤は無し/US盤は勿論最初っから普通の通常ジャケ)

 

内容は

キング・クリムゾンに匹敵するレベルのプログレッシヴ最前線で

むっちゃおもろかっちょイイが・・・

この時期のプログとしてはUKオリジナル盤でもゴミ価格なのが謎でしかない

そう云えばお店屋さんでこのレコを売ってる場面自体がほぼほぼ見た事ないような・・・

要は超不人気バンドバカジャネェノ~なのねしか言いようが無い

だがそれがイイ!

 

ライヴ・サイドはロジャー・チャップマンのヴィブラートするがなり声が

もはや楽器と云えるレベルになっている事が確認出来る

ただ

観客が大人しいてか紳士的杉で一瞬拍手が起きるとすぐ静寂が訪れるのが何かもの悲しいし

当時ロック慣れしてない日本の観客の妙な会場の静けさが外タレに不評と指摘されていたけど

イギリスでも当時はんな感じだったんだなぁと思う事しばし

スタジオ・サイドは通常路線ながら名曲級の曲が無いので印象薄

両面通してフォーキーな感じが強いかな

☆ギブソンSGダブルネックはジミー・ペイジだけのセンパイ特許でわ無いっ

☆ロジャー・チャップマンはタンバリニストとしても特異点であった

☆とにかく←ANYWAYシャツのカッコ良さよ

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