動く標的

プログレッシヴロックはパンクロック

ペネトレーションの1st

 

.     Penetration – Moving Targets(’78 Virgin)

 

当時新品で買ったUK盤なので四隅の角もピキピキのバリもんだZ

ペネトレイションはUKパンクの1stジェネレイションとして位置づけられているが

今となってみるに非常に特異なバンドであった

実は彼らは・・・

最初のニューウェイヴオブブリティッシュヘヴィーメタル(の一つ)だったのだ〜〜〜

(あくまで個人的見解です)

そう!

ギタリストは後に10大NWOBHMであるトコロのタイガーズ・オブ・パンタンに参加

YES!

その視点で聴くに・・・この1stアルバムもかなりメタルっぽい

 

駄菓子菓子

サクソンやメイデンデビュー前の当時 まだNWOBHMなんて言葉は無いどころか

時は戦国 パンクとハードロックは敵対関係

パンカーがオールド・ウェイヴなロングヘアーでフレアパンツを引きずっているなんて恥以外の何物でもなく

恥ずかしながら小生もそのド真ん中の一人であったワケだが(ry

小生的にはこのHR/HM暗黒時代にNWとメタルを融合させていたバンドは

モータヘッドとプラズマチックスとバーニー・トーメだけでは?(遠い目)

あと強いて云えばザ・ディクテイターズ

※レミーはウェンディと接近し杉てモーヘの存続が危うくなった

 

んで

Vo.のポーリンの歌唱がオールド・ウェイヴてかパンクにしては因習的で古臭いと昨日書いたけど

この1stを聴いて感じるのわ・・・

パティ・スミスにもの凄く影響を受けているんじゃまいかと思われ

むぅ士郎

ジョイ・ディヴィジョンのような革新的なポスト・パンクのプロデューサーが

そんな旧来のロックからの影響を脱しきれないペネトレーションのメンバーと関わり

解散後に結成されたインヴィジブル・ガールズを結成/運営し

ロック・ポエト/フォーキー・パンカーのパトリック・フィッツジェラルドや

シーンに先んじて先鋭的でインダストリアルな音像を打ち出すJCCのバックを担当していた事に

何か相互/前後の影響関係/進化の段階がかなり飛び超え杉ているように感じられ

ミッシング・リンクがどこかにあるように思われのは私だけでは無いだろうが・・・

ちょっとあなた!

その間にPatti Smithをぶっ込めば・・・あら納得

だって

パティはロック・ヴォーカリストである以前にピー・・・じゃなくてポエトなワケだし

パンクの女王と云われつつもレニー・ケイ率いるバンド(グループ)自体の音楽性は

全然パンクではなく旧来のアメリカン・ロックや線の細いハードロックを踏襲したレベルを

踏み越えて行くような新しい音楽しゃなかったでしょ

 

 

Bラス『Freemoney』(パティ・スミスのカヴァー)は雨音みたいな効果音が無限ループする仕様(針飛びでなければ)

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