件のクリス・スペディングが参加したロバート・ゴードンの3rdアルバムからは何枚かシングルカットされていますが・・・
. Robert Gordon – t’s Only Make Believe(’79 RCA プロモ 白)
ハイ
コンウェイ・トゥイッティ’58年の全米ナンバー1シングルの渾身のカヴァーに注目〜
このプロモ盤はななんとA面もB面も全く同じ演奏なんだが・・・
A面がステレオVer. B面がモノラルVer.で収録されているといういかにもオールディーズ凝り凝りマニアックな盤
何も言われないと聴いても違いに気付かないレベルだけどな
(ちゃんと聴けや!)
ま
正規発売盤はB面が”Rock Billy Boogie”で安心リリーッス
この曲って
最初から最後まで段々と階調を上げながら淡々と歌い上げるだけの
超シンプルで2分少々のカンツォーネ・タイプのナンバーで
間奏に短いトランペット・ソロが入るもののギターソロは無くバックはオケ中心
せっかく有名ギタリストが入ったんだからもっとロッキンに弾きまくる曲でクリスを売り込めば良いのに何故なんだぜ?
我思うに
このカヴァーを企画/録音したタイミングではまだクリスは加入していなかったのではないで唱歌?
訳あってのフライング気味の録音だったんじゃまいかと
(あくまで個人的推測です)
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記事が短かすぐるので〜with Link Wray時代の45s等も貼ってみたい
. Robert Gordon With Link Wray – Endless Sleep / The Fool(’77 Private Stock 12″ 45rpm)
多分これが1stシングルと思われるがA面”Endless Sleep”はアルバム未収録曲なんですキター
おまけに
B面はA面2曲目と同じ”The Fool”ながら・・・ななんと78rpmで再生Ver.なんですっ
彼の本格懐古趣味にも呆れるわ
そんな中!
最も謎なのは巨大な15/-のスタンプだ
(15インチ盤ではありません 値段かな? ただしUKリリーッスのみ)
. Robert Gordon With Link Wray – Red Hot(’77 Private Stock 7″)
曲名”Red Hot”はロバート・ゴードンの代表曲でありつつ
勿論このサイトのタイトルの由来の一つでR
※1 オリジナルはBilly Lee Riley(’57 Sun)
※2 レッチリは完全に無関係です
ロバート・ゴードンは
登場時にはよくエルヴィスの物真似歌手達(impersonator)の一人と思われ揶揄れさたりもしたが
実際は一般的に知名度の低いロッカビリィ・アーチスト達の忘れられていた曲ながら
超激ロッキンする選りすぐりの’50sナンバーを丁寧に拾い上げ再発見させる形でカヴァーし
逆にエルヴィスをはじめ有名ロッカーの曲はあえて避けるマニアックかつストイックな姿勢を貫いていた
現代では定番化したナンバーの”Red Hot”も彼によって蘇させられたそんな曲の一つなのだ
わかった?!
(4回目)