俺たちの(一人です)

プログレッシヴロックはパンクロック

『プログレッシヴトックはパンクロック』的にはカーヴド・エアといえば勿論•••

ザ・ポリースですよね〜

 

.     The Police- Fall Out / Nothing Achieving(’77 Illegal 画像は’78年のリイシュー)

 

※リイシューでは”Nothing Achieving”の方がタイトル曲に見える

 

「あのポリスにもパンク時代だあったのだー」な

まだイリーガルが駆け出しのインディーズだった時代の1stシングル

番号はIllegal / IL 001だから要はポリスを世に送る為に出来たレーベルとも考えられる

というのも

イリーガルの発起人マイルス・コープラント3世はドラマーのスチュアート・コープラントの兄弟で

ポリスのマネージャだったのだ

ちなみに

マイルスは前述のファンジン”スニッフィン・グルー”のマーク・ペリー等と組んで

ステップ・フォワード(先述)やデプトフォード・ファンシティー・レコーヅも立ち上げており後述したい

そんな関係もあってか?スニッフィン・グルーに”Fall Out”のレコード評が載っていたんだが

彼らには全く気に入らなかったらしく『〜ハイウェイ・スターみたいな〜』とディスり気味で評してあった

オレは彼らがまだホワイト・レゲエになる前のパンクな曲と思い込んでいて

好意的に聴いていたんで「え?」と意外に思ったが

よく聴くと演奏が上手杉るのとノリがそつなく大人っぽいし

ヴォーカルなんてロバート・プラントみたいなハードロック様式なので

スピードが速く疾走感はあるけど確かにパンクではないし

ぶっちゃけ新時代のメタル=最初期のNWONHMとも言えるな

スティングはこれがデビューだが手練れのジャズ・ミュージシャン

スチュアート・コープラントは件のカーヴド・エア

アンディー・サマーズなんてズート・マネーやヂ・アニマルス以外にもいつの時代か知らんソフト・マシーンと

皆歴戦の勇者だもんな

 

この時点ではアンディー・サマーズはまだ居なくてヘンリー・パドバーニがギター担当なんだが

確かにクレジットはヘンリーだけだけどそれ以外はスチュアートが弾いているのだった

んでその後

ヘンリー・パドバーニはマイルス・コープラントがチェリー・ヴァニラと一緒にNYから連れてきた

前述ウェイン・カウンティーのバックバンドのザ・エレクトリック・チェアーズに加入したというのも

現在は米レコード業界の重鎮に成り上がったマイルスによるパンク/NWをバネにしたビジネス構想が

当時次から次へとバシバシと嵌って進んでいた事がわかろうもん

むぅ士郎

カーヴド・エア周辺の傭兵部隊人脈の幅広さって•••恐ろしい子!

(マイルスが以前経営していたBTMレコーヅはカーヴド・エアやルネッサンスと契約していた)

ただ

ヘンリーはポリスの三人のポテンシャルが自分の実力には全く追いつかない事を悟って

自ら退いたと言われている

(あくまで個人的記憶です)

※過渡期には数回4人でギグった事がある

 

んで

その後ヘンリーはマイルスの作ったレコード会社の一つI.R.S.の副社長の座に収まったのだった

恐ろしい子•••

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