パワーポッパーは一発屋なのだろうか?
前述のザ・モーターズを脱退して→パワーポップの仕掛け人(邦題)になった人キター
, Bram Tchaikovsky – Strange Man, Changed Man(’79 Radar)
『Girl Of My Dreams』が全米で中ヒットし
ついに正式に「パワーポップとは何(誰)」が定義されたレコ(アーチスト)
むぅ士郎
これは日本盤帯付きで補完したかったものよのぉグヌヌヌ
ななんと同曲にはマイク・オールドフィールドがチューブラー・ベルズで参加だ
ん
て事は
お前がしつこく言ってたThe Motorsはパワポ神・・・ではないじゃん厳密にわだって?
甘い!
甘酢ぐる!!
プロデュースがニック・ガーヴェイ(とブラム・チャイコフスキー他一人)なんスよ
なので脱退は平和に行われた模様だし
実はモーターズがBram Tchaikovskyの仕掛け人だったと云う
わかった?!
(Nick Garveyはその後の活動でもバンドを支えた)
アルバムは冒頭から心地良くノンストップにパワーポップ爆撃でぶっ通すんだが
細かく聴くとルーツとも云える様々なジャンルの痕跡が残留していて面白い
ドラマーは元ヘヴィー・メタル・キッヅ出身の名手という事もあって?
NWバンドにしては結構ハードロックっぽいネッチョリとヘヴィーに聴かせ込む面もしばしば
ぶっちゃけパワーポップとしては過渡期とも思えるアルバムではある
※Heavy Metal Kidsは人材の宝庫だった
白眉は
まんまイーグルスな『Lady From The U.S.A.』
当時パンクの敵だったレイド・バックしたバリバリの米ウエストコースト・サウンド
(のパロディーとも思える)曲をこのタイトルで挟み込んでくる
酔狂かつ挑戦的なパブロック魂にグッと来るZ