インダストリアル・メタルを生むきっかけなったナパーム・デスも聴いてみたい
ナパーム・デスの1stは’87年(カセットを除く)だが
この辺りのアルバムももうアナログは非常に流通量が少なく
見たその時に買わないと二度目は無かったのデス
おまけに
当時はメタル誌でもキワモノ扱いでぶっちゃけバカにされており
(日本のメタル誌には様式美が無いと相手にされない奇妙な様式がある)
無意識にそれに影響されてしまった小生も後手に回ってしまい
今では伝説となっている初期盤を結構買い逃すという失敗を犯してしまっている
なので
↓技術的に上達し海外での一定の評価を得て日本でも認めざるを得なくなった5枚目
. Napalm Death – Utopia Banished(’87 Earache 5th)
今聴くと案外普通だが?歌とは言えないような咆哮(デスヴォイス)と
とりとめのないブラスト・ビートは小生のような常人には耐え難く
どの曲も同じに聞こえるし•••てかこれって音楽なのか?ってレベルだったが
イヤーエイク・レーベルが発足しこれらのヤツらを纏め上げて以来
ジャケ/ビジュアル・イメージを含めて全体的にシーンの質が向上し
アンダーグラウンドからメジャーなアクトへと上がってきた気がする
ちなみに
この章のテーマである(そうだったんだ!)グラストンベリー フェスティバルは
2017年にイヤーエイクの主催で”Earache Express”ステージが開催されたという
とは言え
ここからゴッドフレッシュのように理性的に整理され一定の調和と美を持った
インダルトリアル・ノイズ・メタルが生成されたという事は驚くべき事だし
このような元々粗野なハードコア・パンクだったバンドから生み出されたヘイトの結果と
ジャズ・ロックの美を追求したカンタベリーの連中が行き着いたその熱量(This Heat)が
ほぼほぼ同様の音像も表している事はっ非常に興味深いと言え魔性か