リーヴァイ&ザ・ロカッツとの関係はさらに増し
ウェインの要請でまだアマチュアの域だったリーヴァイを拾い上げてフィーチャーしたレコが•••
. Wayne County And The Electric Chairs – Trying To Get On The Radio(’78 Safari)
クレジットには無いもののB/W『Evil Minded Momma』はLeviが自身のソロ(ライヴ)でも歌っている
私の記憶が確かならばこれがリーヴァイ・デクスターの初レコーディングだったような
(調査ちう)
割と本格的でテッドなロッカビリィ曲でウェインとのデュエット・ソングになっており
パーリーなハンドクラップが鳴り響くギターソロ部分では
リーヴァイがフロアで無茶なダンスをする情景が眼に浮かぶようだ
あくまで個人的見解ながらこの曲が最初期のパンカビリーと思っていることしきり
(それ何回言ってんだよお前は)
A面の”Trying To〜”も’60s初頭位のふいんきがする甘いミドルテムポのロッカバラード
時は戦国まだストレイキャッツがデビューする以前のこの時期に
何でここまでウェインがロカビリーに入れ込んでいたのかは不明だが
前述”So Many Ways”でのデビッド・カニンガムとのコラボといいこの人は妙に先見の明があったとしか思えない
LGBTQの草分けの一人でもあるわけで
“Trying To〜”にはこれまたクレジット無しのピアノやヴァイオリンもフィーチュアされているんだが
小生は勝手にヴァイオリンはファビュラス・プードルスのボビー・ヴァレンチノではないかと想像している
ファブプーはテッド×パンクなおしゃれバンドと言われていたからね
ところで
まだ未入手で独盤オンリーの2nd?位の 7″ではエレクトリック・プルーンズの’66年の代表曲
The Electric Prunesの”I Had Too Much To Dream (Last Night)”をカヴァーしており
(B面は”Fuck Off”)
多分Electric繋がりというシャレもあったと思われるけども
NYパンクの発祥がUS’60sガレージ・サイケ・バンド(所謂ナゲッツ系)のリヴァイヴァル運動であるという
基本に忠実な姿勢を貫いているワケで
この人ら何だかんだでパンク史の王道を歩んでいた真面目で論理的な人達なんだなぁと感心する事しばし
実は
エレクトリック・プルーンズはプログレッシヴ/シンフォ・ロック史的に鑑みると
非常に重要で特異点と言える位置にあるバンドなので•••
このペースで『プログレッシヴロックはパンクロック』論分が続いていくとすると
数年後に後述する事になるだろうが•••
とにかく今夜は•••
オール・スルー・ザ・ナイトで『プログレッシヴロックはネオロッカビリィ』じゃナイッスか
わかった?!